鶏(鳥)の孵化日数


 鶏(鳥)が孵化するまでの所要日数を調べてみました。
 表に示している孵化日数は標準的な日数であり、孵化の設定温度、湿度などの条件により
 変化しますので、2、3日前後のズレが生じることもあると考えた方が良いでしょう。


鶏(鳥)の種類 孵化日数 孵化温度  備考
ニワトリ 21日 37.4−37.6  チャボ、ウコッケイなどの日本鶏、在来種の鶏など。
ウズラ 17日 37.6−37.8  体重120g〜150g程度です。
ヒメウズラ 17日 37.6−37.8  体重50g程度で、羽色が多彩です。
カンムリウズラ 23日 37.6−37.8  頭にちょこんと冠があります。
コリンウズラ 23日 37.6−37.8  鳴き声から別名をボブホワイトとも言います。
コジュケイ 18日    
ニホンキジ 23日 37.6−37.8  日本の国鳥(キジ)に指定されている鳥です。
キジ 24日 37.6−37.8  キタキジ、コウライキジ、スミレキジなど。
オナガキジ 24−25日 37.6−37.8  
エボシキジ 26日 37.6−37.8  
ニジキジ 28日 37.6−37.8  オジロニジキジなど。
ヤマドリ 24日 37.6−37.8  アカヤマドリ、キタヤマドリ、シコクヤマドリなど。
カラヤマドリ 25日 37.6−37.8  
キンケイ 22−24日 37.6−37.8  オスは色鮮やかな羽色をしています。
ギンケイ 23日 37.6−37.8  
ハッカン 23−25日    ウスズミハッカン、シマハッカンなど。
サンケイ 25日    
イワシャコ 23−24日    
クジャク 28日 37.4−37.6  インドクジャクなど。
ホロホロチョウ 28日 37.4−37.6  ヨーロッパ(フランス)の人たちが好んで食べるそうです。
シチメンチョウ 28日 37.4−37.6  アメリカの人たちが好んで食べるそうです。鶏と比べて大味です。
マガモ 28日 37.4−37.6  カモ目カモ科の水鳥です。
アイガモ 28日 37.4−37.6  カモ目カモ科の水鳥です。(マガモとアヒルのかけ合わせです。)
アヒル 28日 37.4−37.6  カモ目カモ科の水鳥です。
ガチョウ 31日 37.4−37.6  カモ目カモ科の水鳥です。
オシドリ 31日 37.4−37.6  カモ目カモ科の水鳥です。オスはとても綺麗です。
バリケン 35日 37.4−37.6  カモ目カモ科の水鳥です。
ダチョウ 42日    世界最大の鳥、卵の大きさも世界最大です。


 種卵の保存日数が長くなるにつれて孵化日数も遅延する傾向にあるようです。
 また、近親交配を行うと孵化率が下がり、孵化日数が長くなると言われています。
 (卵の中でヒナの発育が遅れ、孵化したヒヨコの成長も遅れ、弱い鶏になります。)