第24話 混乱の新年度




 新しい学期が始まるのは、教える側にとってもいい意味で緊張し、張り切るところがある。
 しかしまた、とまどう場合もある。いつだったか、学校に行く道を間違えたこともあったりした(^^ゞ

事務的な手続きもばたばたしていて、例えば出席簿(履修登録者名簿)がなかなかできなかったり、私の分だけ配られなかったりとか(T_T)
 その他、学生には関係ないかも知れないけど、出勤簿(ハンコつく義務がある(笑))ができないとか、辞令が出ないとか、給料が振り込まれなかったとか・・(-_-)
(お〜い、ただ働きかい!(汗))

 授業関係では、教科書がなかなか来ないというのもある。
 今年の場合は、全くシャレにならないのだが、有珠山噴火の影響で交通網がストップしたらしく、遅れたところもいくつかあった。

もちろん、年度や学校によっては、そのようなトラブルとは無縁に過ごせるラッキーなこともあるのだが、そんな時、採用した教科書の出版社からハガキが舞い込んだ。いわく、

「ご採用いただき、ありがとうございます・・・(略)・・・さて、学生販売用に、別冊の注釈と間違って、教授用資料の冊子を同封したまま出荷してしまいました・・・(以下略)」

 教授用資料というのは、分かりやすく言うと、練習問題の解答であるヘ(^^ヘ) (ノ^^)ノ

 この話を他の先生方にしてみると、

「楽でいいじゃないですか(^_^;)」

などと言われたりもしたのだが(^^ゞ

 しかし、学生が、その「資料」に頼っているばかりでもなさそうなのは、ほっとした。
(間違ってましたからね・・(爆))


(2000/05/27)