第20話 教室の内と外




 ごくまれに(^_^;)次回の担当を約束していた学生にすっぽかされ(汗)、しかも授業を終えて帰る時に、その学生とすれ違ったりすることがあったりする(笑)
 目を逸らしたりするあたり、なかなか素直な学生なのであろう(謎)

 ある日、定刻よりやや遅れ(笑)で教室に向かった時、反対方向からやってきた学生に挨拶された。

「あ、せんせ〜、こんにちはあ〜(^^ゞ」
「あ、こんにちは〜(^o^)」

 学生の名前の顔と一致させるには、どうしても時間がかかってしまう(^^ゞ
 通年授業の後期とかならともかく、特に前期、始まって1、2ヶ月くらいは、ええと、確かどっかで見たことあるな?(^_^;)となってしまうこともあったりする(汗)
 何しろ、一つの学校でも下手をすれば100人だかの学生の相手をしているので(う〜む・・)、ええと、どこの学生だったかな?と内心で考えていたら、次の瞬間、その学生はUターンして、とととっと私の側を走りぬけ、目指す教室に駆け込んだのだった(爆)
 ここで会ったのは、きっとお互いのために良かったのであろう(^_^;)

 また、同じクラスで授業をしていたとき、突然、一人の学生が手を挙げた。

「せんせ〜!おれ、教室間違えてました。教科書違います(^^ゞ」

 ・・ずるっ!
 後で確かめられたのであるが、その学校では文法・リーダーと、それぞれ二人の教官が担当しているのであるが、その日私が文法をやっていたクラスに、リーダーの方の学生が紛れ込んで来たのであった。
 道理で顔には見覚えがあったわけだ(笑)
(という問題だろうか・・)


(1999/08/24)