え〜と今回は、まず、分離動詞についてやって行きたいと思います。
分離動詞、ていうのは、分離する動詞なんですが・・。
(おい、説明になってないぞ(^^;))
ええと、例えばこのように、元になる動詞に、前綴りがついた動詞なんですね。
kommen 来る |
ankommen 到着する |
この前綴りは、アクセントがあります。
で、これらの前綴りは、動詞の部分から離れて、文末に置かれます。
kommen | Er | kommt | heute | nicht. | |
ankommen | Er | kommt | heute | nicht | an. |
動詞本体は、人称変化します。
ですから、文章を、最後まで見る、または聞く必要がありますよね。例えば、
nehmen 取る |
abnehmen 減る |
zunehmen 増える |
のように、どんな前綴りが付くかによって、意味が全然、違ってくることもありますから、注意が必要ですよね。場合によっては、辞書を引き直さなければならなくなるときがあるかも(笑)
(例えば、Er steht immer um 7 Uhr auf. 「彼はいつも7時に起きる」なんていう文で、「steht」がわからないから辞書で調べて、そして最後まで来てやっと、「auf」の存在に気が付いた、なんてことは、よくあります(笑)「aufstehen」で調べなければ、ならないですよね?)
さて分離動詞を、話法の助動詞と一緒に使う場合は、不定形のまま文末に置かれます。
Er | kann | heute | nicht | ankommen. |
では、従属節で使われる場合は、どうなるでしょう?
(・・・・・・)
従属節では、定形、すなわち人称変化している動詞が最後に来ます。だから、
..., | weil | er | heute | nicht | ankommt. |
このように、ankommt とくっつけて、文末に置かれることになります。
分離動詞のことは、これでよろしいでしょうか?では、今度は、分離しない前綴りを持つ動詞、すなわち、非分離動詞について、やって行きたいと思います。
非分離動詞は、分離動詞と違って、前綴りが分離しないのですが、
(やっぱ、わけわからん説明である・・(^^;))
例えば、次のような前綴りを持つ動詞です。
非分離前綴り |
be-, emp-, ent-, er-, ge-, ver-, zer- |
これらの前綴りは、アクセントがありません。
で、分離しないのですから、普通に使えばいいのです。
bekommen 手に入れる | Er | bekommt | einen | Brief. |
「彼は手紙をもらった」なんてときは、このようになります。
前綴りによっては、同じ前綴りなのに、分離したり、分離しなかったりするものがあります。
über|setzen (向こう岸へ)渡す | Er setzt sie aufs andere Ufer über. 彼は彼女を向こう岸へ渡す。 |
übersetzen 翻訳する | Er übersetzt den Text ins Deutsch. 彼はその文章をドイツ語に翻訳する。 |
以上で大体、よろしいでしょうか・・。
(非分離動詞については、過去分詞を作るときにちょっと注意がいるので、ちょっと気を付けておいて下さいね・・)