Win3.1というのも使ってみようかな・・というわけで、DOSとWin3.1とが共存することになった。
つまり、パソコンに電源を入れた段階ではDOS、そして必要があればWin3.1を起動するようにセットしていた。
(既に、雑誌の付録等からフリーやシェアのソフトをインストールするのに抵抗がなくなっていた。ψMENU とか HSB とか、今思い出すと懐かしさに涙を流しそうなツールを使っていたのであった)
もちろん、ディスプレイはカラー化され、NEC の PC9821Nd 、486機で、メモリは16メガ。ハードディスクは、340メガ。進歩したものである(笑)
その後、ハードディスクが壊れたりして、500メガのを買ったりしたのであった(汗)
ハードディスクというものは壊れるもので、しかも、大事なファイルに限って取り出せないものであることを学習した。
(現在、使っているところが壊れやすいのだ、とコンピューターソフト屋の友人は言っていた
定期的にバックアップが必要なのである(汗)←当たり前)
そして、Win3.1用に、ワープロソフトのWord を使い始めた。そして、エディタで作文して、ワープロで清書するというパターンができあがった。
エディタとワープロの違いと言うと、乱暴に言ってしまうと、エディタは原則としてページで区切られているわけではなく、また、文字の修飾機能とかも持っていない。ひたすら文章を入力するためのものである。そうそう、画面の右端ではなく、改行するまでが一行、という数え方もする)
DOSモードで文を書くときもあれば、Win3.1で文を書くときもあり、気分に合わせて使い分けていたりした(笑)、Win3.1では、エディタは、WZもインストールしてみたものの、結局秀丸を使うようになった。辞書も、DOSと、Win3.1と、データ共有できるものを使っていた。
さて、エディタ作文→ワープロ印刷 であるが、まず、エディタで作文する際に、ウムラウト文字を"a "o とか、あるいは a" でも、また、別の記号を使ってでもマークしておく。そして、ワープロソフトで読み込み直して、"a などを ä のように置換するのであった。
(Netscape Navigator だと、ウムラウトが表示されませんm(__)m)
初めからワープロソフトを使えば良いじゃないか、という考え方もあるだろうが、そこはそれ、ワープロ同志の互換性の問題があって、テキスト形式で保存しておきたかったのである。
実際の作業では、大文字・小文字のウムラウト及びエスツェットで、7回置換する必要があるわけだ。
時に、研究室で大の男が額を寄せ合って、「置換できない」「置換できない」と騒いでいたが、音で聞くと大変に無気味である(T_T)
また、置換間違いすると、なかなかお茶目で、、、たまに、"a を、間違って u-Umlaut に変換してしまったりして、珍妙な単語が出来上ったことがあった(^◇^;)
この時、ウムラウトをeで置き換える、つまり、Maedchen のような書き方をすると、例えば Frauen とか書いてあるところの ue も、置換されてしまうので、必ず何らかの記号でマークしておく必要がある。
このマークする記号は、以前はウムラウトとイメージの似ている " を使うことが多かったが、ホームページを作るときに、"は多用されるので、一括置換するのに怖いものがあるのと、何かのエラーの原因になるかも知れないので、最近では$とかを使うようになった。
(余談だが、非文のマークの*も、コンピューター的には別の、しかし重要な意味があるのですね(汗) → ワイルドカードですね)
ところで、WORD で置換するときには、入力ウインドウにウムラウト文字を直接入力できず、クリップボード経由で持って行って、、、という手順を踏まなければならなかったと思う。これは、WIN95 になっても、変わらなかったはず・・。
なお、エンデのMomo をパソコンに打ち込んでみよう、などという無謀なことを考えたのも、Win3.1時代のことであった(涙)