第1週 ガイダンス



こんにちは。ここは、一年生の、ドイツ語のクラスですよね?はい。それでは、まず、出席を取ります。名前を読み間違ったりしたら、言って下さいね・・。

(まだ、履修者名簿が出来上がっていない場合がほとんど)

ええと、これから一年間、ドイツ語を勉強していくわけですけど、まず、教科書の紹介をしておきますね。教科書は、これですけど・・皆さん、もう買ってる?まだ、買ってない人?

(3分の1くらい、手が挙がる)

はい、わかりました。えーとタイトルは、"*******"(固有名詞につき、伏せ字)と読みます。いちおう、黒板に書いておきますね・・。
これで、"*******" と読みます。日本語のタイトルも書いてありますね。「××」となってます。
出版社はA社です。あの、昔、宮沢りえちゃんの写真集を出したとこ。うん、あのね、ドイツ語の教科書とかじゃ儲からないから、こういうことやるんですね。それで、傾きかけた会社を立て直したとか・・。

(注:真偽のほどは不明である(^^;)念のため(笑))

いいですね、教科書はこれを使いますけど、授業では教科書だけでなく、辞書も使います。辞書。みなさん、もう持ってる?

(1クラスに一人か二人は、持ってきている学生がいる)

持っている人は、それをそのまま使って下さい。でー、持っていない人は、これから買うなりなんなりしてもらうわけですが、いくつか紹介しておきますね。


『新パスポート独和辞典』白水社
『キャンパス独和辞典』郁文堂
『新アポロン独和辞典』同学社
『新アルファ独和辞典』三修社
『マイスター独和辞典』大修館書店
『プログレッシブ独和辞典』小学館
『クラウン独和辞典』三省堂
『アクセス独和辞典』三修社
『エクセル独和辞典』郁文堂


などなどあります。ほら、ドイツのこと、「独」とか書いたりするでしょ?漢字で「独り」っていう・・。だから、「英和」っていう要領で、「独和」辞典といいます。逆は、日本語からドイツ語を探す方は、「和独」。
もちろん、他にもあります。研究社、小学館なんかから、もっともっと詳しい辞書が出ています。
ただね、今紹介したような辞書は、初心者向きなんですね、入門者用。どういうことか、っていうと、単語のひとつひとつに、ふりがなが振ってあったりするんです。それから、単語の数が絞ってあるので、目的の言葉を見つけやすい、ってとこがあるんですね。
そして、時々お父さん・お兄さんたちの辞書を持ってくる人がいますが、ドイツでは昔と正書法が変わっていますので、新正書法対応の辞書の方が良いですね。慣れたら使えなくもないんですが。 で、これらの辞書は、生協や購買部で買ってもいいし、また、市内の大きな本屋さんだったら、大体あります。4月で、何かと出費がかさむ時だけど、絶対買っておいて下さいね。

それから、参考書もありますし、雑誌で『基礎ドイツ語』(三修社)というのが出ていたんですが、ごにょごにょ・・・で、今ではネット上にあります。よろしかったらどうぞ(^_^)