WIN95 というからには1995年、日本ではちょうど秋の独検が行われた日、WIN95が発売された。独検の試験監督のバイトをしていたので、印象に残っている(笑)
先に書いたPC98の486機に、WIN95のインストールをしたので、なかなか苦労した(T_T)
ハードディスクをまっさらにフォーマットして、まずDOS、それからWin3.1、しかるのちにWIN95のセットアップ。CD-ROMのついていないパソコンだったので、フロッピーディスクを一枚一枚抜き差ししたのだった(涙)
(あとで聞いた話だと、まず、WIN95用のフロッピーをすべてハードディスク内のどこかのディレクトリにコピーしておくと良いとのことであった。なるほど、その手があったのか!)
そして、持っていたソフト類を、WIN95用のものと入れ換えた。32ビット対応とかいうやつである。
ようやく、WIN95環境が整った・・とはいえ、PC98の486機、画面をいっぱいには使えなかったので、大変に狭かった。PC98を使うときには、(普通の状態では)ちょうど、ハイビジョン対応のものを普通のTVで見た時のように、ディスプレイの上下にあまりが出るのであった(汗)
20行表示というやつだっただろうか。
そのうち、やはり不都合を感じて、同じNECの Lavie Nr12 を購入、800×600の画面で作業するようになった。まだ98機であった。
WIN95では、「言語」を選択することができ、「ドイツ語」もインストールすることができる。
私は、それは使わず、ドイツ語を入力する時は、エディタのフォントを欧文文字も表示できるもの、courier new などに変えて、必要があればエディタ専用のマクロを入手して、打ち込んでいた。いや、現在形で、打ち込んでいる、が正解だろう(笑)
前に書いたように、入力するときはウムラウトを使わず、あとで一括変換することも多い。
もちろん、日本語と混在はできないが。日本語と混在させたいとき(試験問題を作るなど)は、ワープロソフト、WORDなどを使うこともある。
(今では別のやり方もしているのだが、それについては後述)
エディタは、Win3.1時代から引き続き、秀丸を使っていたので、欧文文字というものはフォントを変えてやれば表示されるもの、と単純に思い込んでいたが、実はエディタにより、対応していないものがあるのだった。
私が試したことのあるものの中では、秀丸の他、Emeditor (フリー版にドイツ語メニューのものがある)が表示できたが、少し前まで使っていたAkira (シェアウェア)で欧文文字が表示できなくて、残念な思いがしたことがある。これは、エディタとメーラーが一緒になっているのが特徴の一つであり、重宝していたのだが、この点が何とかなればなあ、と思っていた(←過去形であることに注意!(笑))。
おそらく、今では欧文文字にも対応しているはずである。やや曖昧な書き方をしたのは、その後Akiraではなく、同じ作者のDinoX(同じくエディタ、メーラー版もある)を使うようになり、それがある日、ウムラウト等の表示に対応したので(拍手!)、多分、そちらの方も対応したのでななかろうか、といういい加減な憶測を述べている(汗)
その後、世間ではWIN98が発売され、WORD等もバージョンアップされたのであったが、私自身は、長らくWIN95のままであった。面倒な(という話だ)バージョンアップ作業をしたくなかったのもあるが、何といおうか、あまりバージョンアップの必要性を感じなくなってしまった、と言えばいいのか・・。
それどころか、突発的にDOSが懐かしくなり、時々DOSモードで作業したくなるときもある。もっとも、DOSだけにするには、インターネット環境を整えてないし、ブラウザもないので、ホームページ作りには困りそうであるが。
パソコンを使い始めて以来、ずっとウムラウト問題、つまり日独混在させるにはどうするか、ということが悩みの種になっていたが、インターネットが普及している今日この頃、思わぬところで道が開けたような気がしている。
もちろん、ブラウザを使った表示である。
それについてはまた、章を改めて書くことにしよう(^_^)