日本のジャズソングの歴史

”狭いながらも楽しい我が家....”
ある程度の年齢の方なら、一度位耳にしたことがあるかも知れない、このメロディーが日本のジャズソングの始まりです。昭和三年に浅草オペラの歌手であった二村定一が唄った’青空’と’アラビアの唄’のカップリングのレコードがビクターとコロンビアから同時に発売されました。A,B 面とも同じ曲、同じ歌手で違うレコード会社から同時にという、今となっては信じられない状況で日本のジャズは出発しました。両社のレコードとも勿論、録音は違います。今だと Alternate Takeとでも言うのでしょうか?。

当時、ジャズというは、いわゆるジャズソングだけではなく舶来の音楽全てがジャズソングと呼ばれていました。ジャズ、タンゴ、ハワイアン、ルンバ等全ての総称でした。

詳しい日本のジャズソングの歴史は瀬川昌久先生資料集をご覧ください。

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