- 空港で車を借り、夕張に向かった。夕張の蕎麦屋で昼食をとった後、登山口に向かった。林道のゲートには今年の通行期間が6/28~9/30であることが書かれていた。登山口には30台近く車が駐車してあった。登山届けに記載して出発した。
- 夕張岳ヒュッテの前にテントを張った。テントの中で昼寝をした。日差しが暑かった。テントは4張りだった。
- 翌朝、夜明け前に雨が降った。朝食を簡単に済ませ、雨上がりの森の中を歩き始めた。しばらくすると再び雨が降り出したのでレインウェアを着た。
- 冷水の沢に着く頃には雨がやんだ。あたりはエゾマツの混じる森だった。馬の背コース分岐を過ぎるとダケカンバが多くなり急坂になった。坂を登りきるとシラネアオイの群生地があった。やがて望岳台に着いた。芦別岳が見えた。雨の心配はなくなったのでレインウェアを脱いだ。
- ところどころ木道の敷かれた登山道を登っていった。ゆるい上り坂だった。花の写真は帰りに撮ることにして、どんどん登っていった。木道の横にはつぼみをつけたシロウマアサツキの大きな群落があった。
- 吹き通しにはユウパリソウがあった。花は上の方に残っているだけで、もう終わりらしかった。ミヤマアズマギクがたくさん咲いていた。ミヤマオダマキも咲いていた。北アルプスあたりで見るよりも一回り大きく、別の花のような感じがした。
- 山頂直下にはミヤマダイコンソウが咲いていた。山頂には登山者が20~40人いた。芦別岳を始め、大雪山、十勝連峰、日高山脈が見えた。
- 下りは花の写真を撮りながらゆっくり下った。次々と登山者が登ってきた。1分~30秒に1パーティとすれ違うほどだった。
- 望岳台からの下りは馬の背コースを取った。ダケカンバの森を一気に下った。夕張ヒュッテに着いて、手早くテントをたたんだ。小屋の管理人によれば、この日は車が110台来ていたとの事だった。登山口で、登山届に下山時刻を書き込んだ。ちょうど24時間この山にいたことなった。
- 夕張の「ユーパロの湯」に寄って一浴し、夕張メロンソフトクリームを食べてくつろいだ。