- グリーンライン昇仙峡経由のバスに乗る予定が、間違えて定刻の5分遅れでやってきた清川経由のバスに乗ってしまった。グリーンライン昇仙峡バス停で下車して昇仙峡を少し歩いて登り始める予定だったが、変更して昇仙峡滝上バス停から仙娥滝を見物しただけで登る事にした。
- 大きな看板の裏にある登山道入口から登り始めた。最初は岩崩れ防止ネットのそばの登りで足場が少し不安定だった。しばらく登ると普通の山道になった。アカマツが多かった。
- 尾根の道は、ところどころ花崗岩の大きな岩が有り、眺めが良かった。花崗岩は風化してザラザラになったところが多かった。鳥のさえずりが聞こえた。落葉樹林帯に入ると落ち葉でくるぶしまでもぐった。
- 標高1015mの岩の先で尾根の右を巻く道になった。直登するコースにも踏み跡が有った。ロープウェイからの道と合流し、岩に付けられた階段を登ると弥三郎岳山頂に着いた。大きな花崗岩の上だった。三角点があるだけで山頂標識は無かった。金峰山を見ながらワインで乾杯した。休んでいるうちに二人登山者が登ってきたが、すぐに下山して行った。
- 山頂からロープウェイ駅のあるパノラマ台までは数人のハイカーがいた。パノラマ台から急坂を下って白砂山へ向かった。
- 白砂山は縦走路から左に入ったところにあった。二つほどピークが有り。一つ目と二つ目のピークの間には風化した花崗岩の白砂でおおわれたところがあった。
- 縦走路に戻り再び下山し始めた。獅子平への分岐までは、よく踏まれた道だった。獅子平分岐を過ぎると再び道には落ち葉が多くなった。更に下っていくと千田への分岐があり標識が有った。分岐から標高差30m程の登りになった。道形も不明瞭だった。道を間違えたかと思っているうちに下りになり始め、次の標識が現れて正しい道であることが分かった。千田への下りは落ち葉の敷きつめられた道でミツバツツジがたくさん咲いていた。
- 桜が満開の千田集落からは舗装された道を下った。天神森バス停からバスに乗り、甲府に出て祝杯を上げてから解散した。