- 夜行列車が人身事故の影響で遅れたため、大原駅には予定より1時間15分近く遅れて着いた。予定では後山の集落までタクシーのつもりだったが、遅れを挽回するため後山キャンプ場の登山口まで入ってもらった。
- 最初は沢沿いの黄葉のきれいな山道だった。谷を離れて尾根への登りになると桧の植林になった。尾根に出ると再び広葉樹が多くなった。紅葉がきれいだった。
- 尾根を登り詰めると船木山山頂直下の稜線に出た。右へ一登りすると船木山山頂だった。眺めが良く、行く手に後山の山頂が見えた。
- 小休止後、稜線を後山へと向かった。眺めの良い稜線でブナも少し生えていた。少し霧が出てきた。
- 後山山頂は東側の展望が良かった。振り返ると船木山は霧の中に見え隠れしていた。霧は食事をしているうちに晴れ、船木山もくっきりと見えてきた。
- 船木山への戻りでは次々と登ってくる登山者合計7人とすれ違った。船木山から鍋ガ谷山にかけてはブナと背丈を超える笹原が多かった。鍋ガ谷山付近にはカラマツが生えていた。黄葉がきれいだった。
- 笹の中の切り開きを登って行くと駒ノ尾山山頂手前の避難小屋に着いた。コンクリ造りで木の床が有った。駒ノ尾山山頂は360度の展望だった。20人ほどの団体の登山者がいた。石がストーンヘンジのように配置されていた。
- 駒ノ尾山からの下りは良く整備された山道で木の階段と木の手すりが設置されていた。木々の紅葉がきれいだった。林道登山口までの途中に展望台とあずまやが有った。登山口には車が10台位駐車してあった。
- 林道を左に少し進み谷になったところから再び山道を下り始めた。最初は少し荒れた感じの山道だった。分岐が有り、どちらも野鳥苑に向かう様子だった。右の道を通った。整備されているがあまり歩かれていない雰囲気だった。
- 再び林道に出て少し下ると野鳥苑が有った。廃業したのか人気が無く電線が垂れ下がっていた。後は舗装路を「あわくら温泉」駅へ歩くだけだった。