- 根占でバスを下り、タクシーを呼んだ。出口集落でタクシーを下りて歩き始めた。茶畑があり、行く手に辻岳が見えた。
- 栗之脇集落の外れに辻岳林道の入口があった。舗装された林道を登っていった。
- 峠まで登ると別の林道が通っていた。時折車が通った。峠を左手に少し進んだところに登山口が有った。
- 登山口から昼なお暗い照葉樹林帯を登っていった。木目のコンクリートの階段が有ったが、あまり歩かれていない雰囲気の登山道だった。風が強く木と木がこすれてキーキー音を立てていた。
- 山頂手前で草原になり展望が開けた。錦江湾をはさんで対岸の指宿の街並みが白く見えた。
- 山頂からは開聞岳がうっすらと見えた。山頂の外れに岩があり陰には入って休んだ。風が強く寒かった。昼食を食べている間に太陽が顔を見せないかと思ったが、結局見せなかった。岡山から来たという夫婦に会った。この日、登山者で会ったのは、この二人だけだった。
- 帰りは南側へ下った。草原で展望が良く、開聞岳を見ながら気分良く下った。林道に出る直前で再び照葉樹林帯に入った。林道に出たところでは、風が強くて電線がビュービューと鳴っていた。
- 出口集落まで戻り携帯でタクシーを呼んだ。タクシーは体が冷えないうちやって来た。