- 松江駅から一畑バスで八雲まで行き、更にコミュニティバスに乗り換えて熊野大社まで行った。いったんバスを下車して歩き始めようとしたら「乗っていけ」と言われ、宮内まで乗せてもらった。コミュニティバスは更に奥まで路線が続いている様子だった。宮内で「天宮山」の標識に導かれて左折した。
- しばらく車道を歩いた後、最後の民家からは未舗装の林道の登りになった。曇り空で少し雪がちらついていいた。林道の曲がり角のところが登山口だった。
- 最初のうちは植林帯の中の山道だった。しばらくすると自然林になった。石垣のような構造物が有り「不思議な構造物」との標識が立っていた。やがて林床が笹でおおわれた雑木林になった。
- 稜線に出たところからわずかの登りで天狗山山頂に着いた。北側の展望が良かった。ベンチが有った。シートをベンチの上に敷いて休んだ。
- 大出日山(おおしびさん)との縦走路に入ると笹が少しかぶり気味になった。笹の上に雪が付いていた。レインウェアを着た。天狗山からの下りは少し急で風が強かった。寒かった。下り終わると風は少し弱くなった。周囲はミズナラの森だった。林床は笹でおおわれていて気持ちが良かった。
- 途中のピークをいくつか通過すると大出日山の山頂に着いた。こちらも北側の展望が良かった。広い山頂で風も少なめだった。シートを敷いて休んだ。冷えたからだをウイスキーのお湯割りで温めた。やがて雪が降り始めたので腰を上げた。
- 引那岐集落への下山路には何合目かを表す標識が設置されていた。
- 車道に出てしばらく歩くと引那岐公会所に着いた。本降りの雪になった。コミュニティバスを待っていたら、うっかりしているうちに通過されてしまった。やむなく大雪の中を急ぎ足で3キロ先の海塩(うしお)まで歩き、松江行きの一畑バスに乗り込んだ。