- JR曽我駅から車道を歩き始めた。国道2号線を鹿島口で左折した。住宅地を過ぎ鹿嶋神社が近づくと畑が増えてきた。溜め池(弟池)の岸辺から高御位山の稜線がきれいに見えた。山のふもとには鹿嶋神社の大きな鳥居が見えた。
- 鹿嶋神社では係官が何人もいて駐車場の準備をしていた。一休みしていると係官が寄ってきて、「これから登るのですか?あなたぐらいなら全山を歩けば良いのに」と言われた。参道にも屋台がたくさん有り準備をしていた。本殿右側の登山口から登り始めた。降りてきた人に「縦走ですか」と挨拶された。
- 樹林帯を登って行くと百間岩の中間付近に出た。百間岩は雨が降ると滑りそうな感じだった。白ペンキでルートを示してあった。
- 百間岩を登り終えると送電鉄塔のピークが有った。ここまでで一汗かいた。眺めがよく、新幹線が走って行くのが見えた。遠くには淡路島が見えた。
- 鉄塔のピークからはアップダウンの続くながめの良い稜線が続いた。松の潅木が多かった。次の鷹ノ巣山からは西側の岩場からの眺めが良かった。高御位山山頂まであちこちに露岩があり眺めが良かった。登山者と次々すれ違った。軽装の人も多く、この山をホームグランドにしている人も多そうだった。、
- 電波反射板を過ぎるとすぐ山頂だった。大きな岩の高みが二つほど有った。岩の北側には神社が有った。「今年もたくさんの山に登れますように」と祈願した。天気は次第に良くなって青空が広がってきた。南側の展望が良かった。溜め池があちこちに見えた。平野の向こうには瀬戸内海も見えた。
- 山頂からは縦走路を先へ進んだ。山頂直下は階段の下りだった。登ってきた道よりこちらの道の方が表参道らしかった。左側へ下山路を分けると一枚岩の下りになった。白ペンキマークに導かれて下った。松の潅木が多かった。
- 少し登り返したところが送電鉄塔の立つ中塚山で縦走路との分岐が有った。縦走路を外れ下山し始めた。下山路にも露岩が多かった。
- 北山鹿島神社近くにある阿弥陀新池から高御位山の稜線を再度眺めた後、駅へやや急ぎ足で戻った。