-
1997年12月31日
- スマン峠入口までタクシーで行く予定だったが、林道が崖崩れで通れず、途中までしか行けなかった。タクシー運転手によれば垂桜の方にも登山口が有るとのことだった。
- 林道からは大篦柄岳が見えた。2時間も歩いて、やっと本来の出発予定のスマン峠入り口に着いた。
- スマン峠入り口からは普通の山道になった。途中の一九坂付近は、前日の雨のせいもあって滑りやすく、木につかまりながら登るような感じだった。あたりは照葉樹が多かった。
- スマン峠にはベンチが有ったので腰掛けて昼食にした。付近はツバキの木がところどころにあり、いずれも満開だった。少し見晴らしの良いところからは、大篦柄岳,妻岳,御岳,桜島が見えた。時間的に大篦柄岳までは無理と判断し、引き返すことにした。
- 帰りの林道で、道のカーブを曲がると桜島が爆発しているのが見えた。つい先ほどまで何の噴煙も出していなかったのに大きなきのこ雲を出していたので驚いてしまった。あらためて桜島は凶暴な山だと思った。
- 猿ヶ城渓谷は、西日が差して岩が白くなり、行きに見たよりもきれいだった。錦江湾に西日が反射してきれいだった。
- 垂水からのバスは4人の乗車。ラジオのニュースで今日の桜島の爆発は今年15回目だと言っていた。
-
2002年12月28日
- 垂桜でタクシーを下り、大篦柄岳に向かった。途中までは林道、途中からは登山道になった。途中のロープがかかった岩場では、展望が開けて桜島が見えた。
- 山頂部は岩場になっていた。山頂標識のところより奥のピークの方が少し高かったので、そちらで休んだ。岩の回りは笹原になっていて展望が良かった。桜島が見下ろし気味に見えた。
- スマン峠までは多少のアップダウンが有った。前回とは異なりツバキの花は咲いていなかった。スマン峠入口まで下り、携帯でタクシーを予約した。
- 林道の崖崩れは修復されていたが、車はゲートで通行止めになっていた。ゲートから少し下ったキャンプ場入口でタクシーに乗った。