-
1993年1月30日
- 雪が多いところで10cm以上あったため、7-8割の人が軽アイゼンを使っていた。
- 高川山山頂には40人ほど登山者がいた。91年に設置された方位板が有った。富士山を始め、南アルプスの鳳凰山や奥多摩の三頭山,鷹巣山などが見えた。
-
2012年1月28日
- 初狩までの電車では「先ほどの地震のため富士急行線が止まっている」との案内放送があった。大月駅では「富士急行線は大幅に遅れている」との放送が有った。遅れているなら下山する頃には通常ダイヤの戻っているだろうと、予定通り初狩から登り富士急行の田野倉へ下山するコースを取ることにした。
- 先週末の雪で初狩からの車道は少し雪が残っていて、氷っているところもあった。自徳寺を過ぎると一面の雪におおわれた林道歩きになった。登山道入口で軽アイゼンを装着していると、相次いでグループが到着し登山者が30人くらいになった。
- 植林帯を登って行った。尾根の登りがわずかに緩くなった岩のあるところで小休止した。休んだ場所のすぐ上に女坂と男坂の分岐が有った。女坂を登る事にした。男坂は尾根の直登なのに対し、女坂は尾根の右斜面を登る道だった。途中で南側が開けたところがあり、雪がここだけ解けて地面が見えていた。谷の先に鶴ガ鳥屋山が見えた。
- 沢コースが合流した。更に登ると羽根子山へのコースとの分岐に着いた。分岐を左に曲がり、平坦なところがしばらく続いた後、男坂コースと合流した。ここからはミズナラの森になった。
- ミズナラの森を登っていくと山頂に着いた。登山者が10人ほどいた。15cmほどの積雪だった。富士山は東側に雲が少しかかっていた。少し休むうちに次々と登山者が到着し、約60人になった。
- 下山は北東の尾根に入った。少し登り下りを繰り返した。下りが急になる手前では数人の登山者が軽アイゼンを装着していた。アイゼンを効かしながら下った。禾生への分岐を直進し、尾根を歩き続けた。自然林の気持ちの良い尾根だった。ところどころで土が見えようなった。
- むすび山と田野倉駅との分岐には登山者が数人休んでいた。田野倉駅へは南斜面になるので軽アイゼンを外した。分岐のすぐ下に馬頭観世音が有った。植林帯では少し雪が残っていた。車道に出てからはのんびり歩いた。
- 田野倉駅では電車を待つ地元の人たちが今朝の地震の事を話題にしていた。時間がだいぶ有ったので温かい飲み物を自販機で買って体を温めた。