- 前日、守門岳中腹の二分キャンプ場跡まで車で行った。ベンチが2箇所に有った。水はたっぷり流れていた。ベンチの近くにテントとシートを張った。夜の間に晴れてきて月が明るかった。シートの下で寝袋に入って寝ていたら蚊が飛んできた。寝袋を閉じたのでは暑いので、寝袋から這い出し、毛布に頭からくるまって寝た。
- 翌日は4時前に起床した。朝食を食べ、弁当のおにぎりを作った。テントをたたんだ後、車で保久礼小屋手前の駐車場まで移動した。余分な荷物は車に置いて出発した。
- 少し下ると保久礼小屋だった。外観は6年前より少し古くなった感じがした。小屋前の水場の水量は少なかった。トイレはきれいだった。
- 小屋から尾根伝いの道を登り始めた。コンクリート製の擬似木で作られた階段の登りだった。回りはブナ林だった。
- 階段が終わるとすぐキビタキ清水だった。冷たい水でおいしかった。水をくんで1.5リットルにした。キビタキ清水のすぐ上には避難小屋への分岐が有った。しばらく登り続けると、今度は避難小屋からの道が合流した。第2展望台では北西側の展望が開け、佐渡が見えた。
- 潅木が多くなると緩い登りになり不動平に着いた。再び登りになり、水場への分岐を見送ると、やがて鐘の設置された大岳山頂に着いた。大岳の南寄りからは守門岳が良く見えた。
- 大岳からの道は森林限界を越えていて、日差しが強かった。下り坂なのに汗がしたたり落ちた。最低鞍部には「網張」との標識が有った。「網張」からは暑さに耐えながらの登りになった。坂の途中で二口コースからの道が合流した。
- 一登りで青雲岳に着いた。ここにも鐘が設置されていた。木で作られたテラスが有り、座って一休みした。日差しは強かったものの心地よい風が吹いていた。空気が澄んでいて南の方には燧ヶ岳が見えた。
- 青雲岳からは木道を少し下った。再び登り返すと山頂に着いた。先客が二人いた。記念写真を撮ってもらった。
- 山頂は暑かったので早々に下山を開始した。二口コース分岐点に少し木陰が有ったので座って休み昼食にした。大岳への登り返しは暑かった。大岳でも少し下った木陰で休んだ。大岳で水をすべて飲み干してしまった。
- 大岳からの下りは木が次第に高くなり日差しがさえぎられて歩きやすくなった。キビタキ清水の冷たい水で生き返った。車のところに戻った時には、キビタキ清水でくんだ500ccの水はすべて飲んでしまった。
- この日、会った登山者は15人ほどだった。宿泊は会津柳津近くの西山温泉の予定だった。六十里越えの車道が通行止めだったので磐越道に迂回して向かった。