- 宇佐美駅から車道を歩き始めた。みかん畑を見、別荘地を一つ通り過ぎた。二つ目の巣雲台別荘地にはプライベートゴルフ場が有った。ゴルフ場脇のベンチに腰掛けて一休みした。
- 別荘地から10分程進むと登山口に着いた。植林帯の谷間の登山道になった。
- 長い植林帯が終わり、ようやく照葉樹林帯になると峠に着いた。伊豆スカイラインが通っていた。ベンチが有り腰掛けて休んだ。脇には「生仏の墓」との説明板の設置された小さな祠が有った。登山者が一人下山してきた。峠からは尾根伝いに照葉樹林帯を登っていった。また一人登山者とすれ違った。
- 勾配が緩くなると広々とした山頂台地の一角に出た。緩やかに登り、展望台の立つ山頂に着いた。誰もいなかった。風が少し吹いていた。富士山の他、南アルプスや丹沢大山が見えた。展望台の上には展望写真が設置されていた。この日は展望写真より視界が良かった。展望台の東側で風を避けながら昼食休憩にした。
- 別の登山者二人が登ってきたのと入れ違いに下り始めた。北東の阿原田峠へ向かった。最初の急坂を下ると、少し上り下りの有る平坦な道になった。照葉樹林帯で振り返っても巣雲山はよく見えなかった。
- 伊豆スカイラインの通る阿原田峠は分岐になっていた。まっすぐ進むと大丸山、右に曲がると巻き道経由の下山道だった。時間があったので大丸山に行ってみることにした。
- 大丸山三角点は樹林に覆われていた。少し先に進むと展望が良くなり富士山が見えた。大丸山を過ぎると幅の広い道になった。伐採された植林跡で、新たにモミジやツツジなどの落葉広葉樹が植林されていた。海の眺めが良かった。すぐに先ほどの巻き道と合流したが、あまり歩かれていない雰囲気だった。
- ツバキの花やみかん畑を見ながら歩いているうちに住宅地に入り、やがて出発点の宇佐美駅に着いた。