- 黒部五郎小舎のテント場を暗いうちに出発した。歩き出して10分もしないうちに明るくなってきた。懐中電灯を消した。
- 三俣蓮華岳に着いたときはガスの中だった。10分程するとガスが晴れてきて360度の展望になった。
- ガスになったり晴れたりする稜線を双六岳に向かった。思ったより長い稜線歩きだった。双六小屋との分岐まで来るとガスが完全に晴れた。日焼け止めを塗った。
- 双六岳の山頂には十数人の登山者が休んでいた。快晴で360度の展望だった。
- 双六岳からの最初の下りは、正面に槍ガ岳を見るゆるい坂だった。やがて急になった。小さな雪渓が1箇所残っていた。
- 双六小屋から鏡平分岐にかけては花が多かった。鏡平分岐の手前には雪田があり、横の斜面にハクサンイチゲとシナノキンバイが満開になって咲いていた。
- 鏡平分岐からの下りでは、次々と登りの人とすれ違い、待ち時間が長くて思うように進めなかった。
- シシウドガ原は雪渓が残っていた(02年の7月下旬には無かった)。秩父沢も二番目の沢が、今年は雪渓になっていた(02年の7月下旬には、水がごうごうと流れていた)。
- 林道に出てからは、やや早めに歩いた。新穂高温泉で、ちょうど出発しようとしていた松本行きのバスに間に合った。