- タクシーが戻ってしまうと野反湖の駐車場は真っ暗になった。同行者の車の横にテントを張った。
- 翌朝は雨だった。小降りになったの機会に出発した。水を含んだテントの重さと、レインウェアを着ての登りの暑さのため、水場までに水を1リットル飲んだ。水場までは雪はほとんど無かった。
- 水場を過ぎるとやがて雪渓になった。これだけ雪が有れば明日は佐武流山まで行けるなと思いながら登った。しかし雪渓を過ぎるとまた雪が無くなってしまった。
- 堂岩山山頂付近には雪が残っていた。堂岩山から先は雪は全く無くなった。ハイマツが現れた。堂岩山と白砂山との鞍部には雪渓があった。雨のためここで一日停滞している人たちがいた。
- 白砂山山頂は、ガスで展望がなかった。偵察の結果これから先はかなりのやぶだったため、時間は早かったが山頂でテントを張る事にした。山頂の北側には少し雪が残っていて水の確保には問題なかった。
- やがて雨がやみガスが晴れてきて、佐武流山方面の尾根が見えてきた。尾根上には雪がかなり残っていた。しばらくすると佐武流山まで往復してきたとの二人組がやって来た。雪が少なく佐武流山まで行けるか心配だったので勇気づけられた。翌日に備え早々に寝た。