- 前日、夜行で四国に着いたがあいにくの雨だった。仕方なく予定の赤星山登山は中止し、時間つぶしで鈍行で宇和島に移動した。
- 翌朝は曇り空だった。バス停から歩き始めた頃は雨が少し降っていた。登山口まで舗装道路を登るうちに雨はやんだ。いったん登山口を通り過ぎ、焼滝を見物した。
- 登山口から登り始めるとすぐに焼滝への分岐があった。行ってみたら先程の滝の反対側に出ただけだった。分岐に戻り、更に進むと九段の滝への分岐があった。行ってみると九段の滝のちょうど中間くらいに出たのか、上にも下にも滝が見えた。
- 分岐に戻り支尾根に出るまで急坂を登った。途中で写真を撮っているうちにザックが足元からころがり落ちて中味が散乱してしまった。(後で三脚がなくなっているのに気がついた。)
- 支尾根にはところどころヒメシャラの木があった。あちこちにツバキの花が落ちていた。鳥のさえずりが多かった。自然林の気持ちの良い登りだった。やがて再び急になった。小さな流れのあるところではカエルが鳴いていた。
- 県境尾根標石を過ぎるとシカ食害防止ネットの横を通る道になった。
- 山頂付近はアケボノツツジが満開だった。登りでは二人にしか会わなかったが、山頂には反対の南側から登ってくる人たちがたくさんいた。
- 入らずの森もアケボノツツジがきれいだった。
- 下りは観世音寺跡から巻道を経由した。巻道の前半でもアケボノツツジが多かった。
- 帰りに登山口で夫婦にちょうど追いついた。親切にも宇和島まで車で送ってくれたので予定より2時間以上早く着くことができた。