- 登山口には4-5台の車が停まっていた。
- 最初は植林帯の登りだった。スミレやニリンソウのような花、ミツバツツジがところどころに咲いていた。沢にかけられた木の橋を渡ると新緑の樹林帯になった。ヒガラなどの鳥が盛んにさえずっていた。傾斜が緩いせいもあり、新緑がどこまでも続いて見え、とてもきれいだった。
- 丸川荘の広場の外れには一本だけアケボノツツジが有り、満開だった。小屋の主人がトラクターで荷揚げをしていた。
- キャンプ場になっている針葉樹林帯を抜けると笹原の登りになった。道はジグザグに付けられていた。直接日が差し、暑かった。
- 山頂には他に3人の登山者がいた。周辺にはコメツツジの灌木が多かった。少し風が強かった。岩の陰に入ると風を避けることができた。
- 山頂からコメツツジの灌木や笹原の間を ちち山との鞍部に向かった。鞍部から一登りで ちち山の山頂に着いた。西赤石山に続く稜線には遠目にも山がピンクになるほどアケボノツツジが咲いていた。特にツナクリ山付近が一番多かった。
- 鞍部に戻り、笹ヶ峰の北斜面の樹林帯を小屋に向かって下った。沢すじには少し雪が残っていた。
- 小屋からは往路の道を下った。視線が下向きになったせいだろうが、行きよりも白いムシカリの花が目に付いた。
- 帰りに西条市内にある温泉「武丈(ぶじょう)の湯」で一浴した。