- 大田市駅からは、バスの待ち時間が有ったのと、北ノ原まで4800円との看板にひかれてタクシーに乗った。
- 北ノ原のキャンプ場は松の林の中で雰囲気が良かった。他に10張り近くテントがあった。まだ、日暮れまで時間が有ったので、自然館を見学した。自然保護の観点からしっかりとした主張の感じられる良い展示と思った。
- 翌朝のテント内の温度は5度だった。手早く朝食を食べ出発した。最初、西ノ原方面へ歩いたが、男三瓶山への登山口が分からず引き返して来た。実は登山口は自然館の裏付近にあった。
- 男三瓶山への最後の登りは雪が残っていた。踏みしめられてつるつるになっていたので、軽アイゼンが有った方が良いくらいだった。
- 男三瓶山頂はススキと雪でまぶしいくらいだった。避難小屋に入って紅茶を沸かして一休みした。小屋に備え付けのノートによると前々日の31日に雪が約10cm降ったとの事だった。
- 男三瓶山からいったん下り、登り返して女三瓶山まで来て昼食にした。東ノ原からリフトを使って女三瓶山まで来て引き返す人も多かった。
- 女三瓶山から室ノ内池まで下った。池からは子三瓶山がきれいだった。池のそばに牛が2頭放牧されていた。池から子三瓶と男三瓶の鞍部までの間は、カシワの木が多かった。
- 子三瓶への登り、登っていく人も多かったが、逆に下りてくる人も多かった。右回りに一周する人と、左回りに一周する人の両方いるためと思った。子三瓶山頂付近はススキの原だった。
- 子三瓶からの下り、鞍部の風越までは急だった。バスの時間の都合で孫三瓶はあきらめ三瓶温泉に下る事にした。リンドウがあちこちに咲いていた。ゆるい下りで歩きやすかった。
- 三瓶温泉からバスで北ノ原に戻った。翌日のタクシーの予約をし、売店でビールを買って祝杯をあげた。
- 翌日のタクシーで、運転手に東京からわざわざ三瓶山のためだけに来たと伝えたら感激してくれた。三瓶山に来る人のうち、6割が広島、残りの4割が島根の人だそうだ。
- 神戸の知人の家に寄ってから帰った。新幹線はどれも混雑していた。