- 今回は7人のパーティのリーダーだった。うちAさんBさんの二人は初テントだった。バス運転手に「気をつけてね」と言われながら出発した。
- 会所までは下りも混ざる緩い道だった。鎖場が2箇所有った。約10人の登山者とすれ違った。会所で昼食休憩にした。
- 会所からは沢沿いの道になった。徒渉を4回繰り返した。徒渉が終わり少し急な登りになると八海山に着いた。石仏が有った。
- 八海山からは急坂になった。次々と登山者とすれ違った。弘法の井戸では20代の登山者が10人ほどが休んでいた。清滝小屋の手前では滑りやすい木の根の急坂にロープが付いていた。Aさんは「根子地獄だ」と言いながら苦労して登っていた。
- 清滝小屋では小屋の右手にテントを3張り張った。テントは他に小屋の反対側に一張りだけだった。小屋周辺は紅葉が始まりかけていた。テント設営終了後、ベンチで懇親会をした。Bさん持参のモロッコ料理のクスクスをつまみに、ワイン、ウイスキーを飲んでくつろいだ。Aさんが冷えた500mlの缶ピール2本を持って来たのには驚いた。夕食はパスタ、ラーメン、お米などめいめい自炊した。寝る前、Aさんがトイレに歯ブラシを落としたと嘆いていた。夜は鹿の鳴き声がした。
- 翌朝、Cさんが入れてくれたドリップコーヒーを味わいながら朝食を食べた。朝の明るい森を見ながらの朝食は心地良かった。初テントのAさんBさんは「あまり寝られなかった」と言っていた。
- テントに荷物やストックを置いて山頂に向った。朝早くから登ってきた人達と数人と会った。登るに従い霧が出てきた。
- 鎖場、階段を登ってしばらく進むと両神神社に着いた。周辺は紅葉がきれいだった。更に紅葉の尾根道を進み、最後に桟道を登ると山頂に着いた。誰もいなかった。霧で良い展望は得られなかった。休んでいるうちに登ってきた単独行者に集合写真を撮ってもらった。
- 往路の鎖場を注意しながら清滝小屋まで戻った。昼食休憩後。テント撤収、荷造りに手間取り、更に湿った岩や木の根のために歩行スピードも遅くなった。途中から緩くなったのでスピードアップしたものの、結局予定のバスに間に合わなかった。次のバスまで2時間あるのでタクシーを呼んだ。
- 西武秩父駅前の居酒屋で秩父の漬物「しゃくしな漬」、秩父味噌のポテト、秩父の地酒をいただいて打ち上げをした。最後は特急を奮発して気分良く帰った。