- 東松山駅から市街地を歩き始めた。少し風が有った。市野川を渡ると対岸に松山城跡への入口が有った。入口から山道を登ると、すぐに曲輪跡に着いた。標高57.8mでこの日の最高地点だった。東松山市街地と浅間山が見えた。
- 城跡の歩道を入口とは反対側に進んで行った。いくつか有る曲輪跡の間は空堀になっていた。城跡の反対側に下りた所周辺は梅林で梅の花がちょうど見頃だった。
- 車道を下って行くと吉見百穴(よしみひゃくあな)だった。入場料300円だったので金網の外から眺めた。金網に沿って遊歩道を登ると住宅の点在する畑地になった。車道をゆるく登って行く途中に無人の野菜販売所が有った。立派なブロッコリーを売っていた。まだ先が長いので購入は見送った。
- 北向地蔵は標識だけが大きい小さな地蔵だった。北向地蔵から車道を緩く下り、少し登り返すと吉見観音への道が左に向かっていた。道脇には梅が咲いていた。吉見観音は三重の塔のある立派なお寺だった。
- 吉見観音脇の雑木林を登って下ると八丁湖だった。風が強かった。あずまやのところまで回り込むと少し山の陰になり風が和らいだ。あずまやの椅子に腰を下ろし、ワインで乾杯後、昼食休憩にした。サバの南蛮漬けとニシンの煮物がおいしかった。大きなレンズを付けたカメラで小鳥の写真を撮っている人がいた。
- あずまやからは北へ雑木林を進んで行った。アカマツが多かった。車道に出たところからは「ポンポン山」の標識に導かれて進んだ。「ポンポン山歯科医院」の標識も有った。
- やがて高負彦神社に着いた。神社の裏がポンポン山山頂だった。岩場になっていた。岩の上からは東から北への展望が良く、筑波山と日光連山が見えた。岩から神社へ戻る時に軽くジャンプしたら音が太鼓のように反響した。
- 高負彦神社からは水田地帯を南へ進んで行った。振り返ってもポンポン山は低くて目立たなかった。途中から水田の東寄りを歩いたら風が強くなった。
- 吉見町役場前を通り大久保バス停に着いたときは平地歩きが続いたせいで足が少し痛くなっていた。