- 鳩待峠は小学生の団体が70-80人いて賑やかだった。小学生は7-8人ずつのグループに分かれガイドに付き添われて次々と尾瀬ヶ原に向かって出発して行った。小学生がいなくなり、すっかり静かになった頃、我々も尾瀬ヶ原に向かって出発した。少し雨が降り出していた。
- ブナやコメツガの森を下って行った。雨が降り続くので最初のベンチでレインウェアを着た。しばらく歩くと雨はやんでしまった。途中でレインウェアは脱いだ。山ノ鼻が近づくと太いミズナラの木が多くなった。足元にはオダマキが咲いていた。
- 山ノ鼻には小学生の団体が50人くらい休んでいた。空いたベンチを探して一休みした。
- 尾瀬ヶ原に出るとワタスゲが咲いていた。ニッコウキスゲも少し咲いていた。地塘には白い小さなヒツジグサが浮かんでいた。時々、小学生のグループとすれ違った。小学生はガイドがら「花びらに白い線が有るのがカキツバタです」などと説明を受けていた。
- 牛首分岐では雨が降ってきたのでレインウェアを着た。雨はすぐにやんでしまった。竜宮付近では、以前、多く咲いていたニッコウキスゲは、今回はあまり咲いていなかった。竜宮から見晴への途中ではカキツバタやキンコウカが咲いていた。
- 見晴でテントを張った。時間が有ったので小屋でかき氷を食べた。夕方からは雨が降ってきた。この日のテントは他に1張りだけだった。夜間、フクロウが鳴いていた。
- 夜の間降り続けた雨は、出発時には霧雨になっていた。レインウェアを着て出発した。最初はブナ林の登りだった。やがて針葉樹が多くなった。雨はやんだので途中でレインウェアを脱いだ。
- 白砂田代は霧に覆われていた。ワタスゲがたくさん咲いていた。沼尻まで来ると霧が晴れてきて尾瀬沼が見えてきた。登山者が5人ほど休んでいた。
- 沼尻からは滑りやすい木道歩いて行った。一度滑って転んでしまった。浅湖湿原にもワタスゲが咲いていた。ホトトギスが鳴いていた。
- 鹿フェンスを通り、大江湿原に出るとニッコウキスゲがたくさん咲いていた。ちょうど見頃だった。何枚も写真を撮った。尾瀬沼ビジターセンターに寄ってベンチで一休みした。燧ヶ岳は雲の中だった。
- 再びニッコウキスゲを楽しみながら大江湿原を進んで行った。小淵沢田代分岐にはベンチが有ったので一休みした。小淵沢田代方面への道沿いにはワタスゲがきれいに咲いていた。川沿いにはアザミが咲いていた。
- 鹿フェンスを通って湿原を離れると木の階段の登りになった。沼山峠を越え下りになると霧になってきた。周囲は針葉樹林帯だった。
- 沼山峠休憩所に着いた時は少し雨が降り出していた。雨宿りしながらコーヒーを飲み、バスを待った。