- 西湖西端の根場(ねんば)にタクシー組と車組の合計12人が集合した。
- 歩き始めの林道はすぐに終わり、山道に入った。桧の植林の苗木が有った。やがて葉を落とした落葉樹の自然林になった。斜面をジグザグに登って行くと小尾根に出た。小尾根で小休止の後、更に登っていくと、ブナの木も出てきた。
- 稜線に出た所が鍵掛峠だった。富士山の眺めが良かった。大勢で休むには少し狭かった。
- 鍵掛峠からは稜線を西へ王岳山頂へと向かった。少し下った後、登り返した次のピークには「鍵掛」の小さな標識が有った。4-5人のパーティとすれ違った。我々の人数が多いのでびっくりされた。
- 以後、小さなアップダウンを繰り返して登っていった。ところどころにブナも生えていた。登山道には雪はほとんど残っていなかったが、北斜面には少し雪がまだらに残っていた。。王岳が近付くと岩場が多くなった。展望がところどころで開け、富士山がよく見えた。
- 王岳山頂は南側の展望が良かった。他の登山者はいなかった。遅れて反対側を登って来た1名を含め、山頂は我々13名で占領だった。シートを敷いてワインで乾杯の後、お汁粉や鍋で体を温めた。途中で単独行が1名来たが、居心地が悪かったのか、すぐに下山してしまった。
- 下りは稜線を少し先に進み分岐で左に曲がって根場へ向かった。急坂をジグザグに下って行った。少しカラマツが生えていた。林道に出てからはゆっくりと根場集落まで歩いた。
- 西湖のほとりの喫茶店でコーヒーを飲んで打ち上げをした後、河口湖駅で解散した。