- 塩平までのバスは行きの時間帯には無かった。途中の洞雲寺から歩いた。塩平の手前ではアヤメがたくさん咲いていた。塩平集落の人も数人見に来ていた。塩平ではちょうど移動式の八百屋が来ていた。
- 塩平からはエゾハルゼミのたくさん鳴く車道を旧道(乙女高原自然観察路)入口まで登った。旧道入口には乙女高原の古い案内板が有った。一休み後、山道を歩き始めた。あまり歩かれていない様子で少し倒木が多かった。ヤマツツジがあちこちに咲いていた。足元にはフタリシズカやギンリョウソウが咲いていた。
- 沢沿いに登っていくと谷が少し広がり水場に着いた。ベンチが有った。一休みした。
- 水場からは谷を離れた。誰にも会わないと予想していたら、上から十数人の団体が下りてきた。相手も人に会うとは予想していなかったようで、びっくりされた。「レンゲツツジがきれいだったですよ」と励まされた。
- ヤマツツジを眺めながら登っていくと林道に出た。すぐ右下には乙女高原へ行く車道が通っていた。この付近からあちこちにレンゲツツジが咲いていた。
- 林道を登っていくと行き止まりになった。標識が有り、左が行き止まり、右が乙女高原と記載されていた。右にヤブを進んで行くと林道に出た。左に進めば乙女高原と思い進んで行くと、元の林道と車道の交差点に戻ってしまった。どうやら同じ林道を逆に戻っていたようだった。林道を再び登り返すことにした。途中で雨が降ってきたのでレインウェアを着た。
- 結局30分ほどのロスで元の林道終点に戻った。今度は磁石で方角を定め、まっすぐかすかな踏み跡を進んだ。5分もたたずに乙女高原の一角に出た。ロープが張られ、観光客が間違って林道方面に行かないようしていた。
- 乙女高原はレンゲツツジがちょうど見ごろだった。写真を撮りながら散策した。小さな尾根を越えると草の平坦地に出、まっすぐ進むとグリーンロッジ前の駐車場に出た。幸い雨もやんだ。ベンチに座ってゆっくり休んだ。
- 休憩後、高原の最高地点まで登ってみることにした。途中はシラカバの間にレンゲツツジが咲き、きれいだった。最高点の手前に展望所が有った。霧で何も見えなかった。一登りした最高点は樹林に囲まれた平凡なところだった。
- 乙女高原を一周した後、再び林道終点に戻って林道を下った。車道に出てからは舗装路を下った。途中からは車道に平行に走る山道を歩いた。焼山峠付近もレンゲツツジがきれいだった。
- 焼山峠で子授け地蔵を見た後、車道を塩平へと下った。時間が有ったので、途中の棚沢の滝入口から棚沢に入って少し寄り道した。
- 塩平からバスで塩山に出た後、塩山温泉で一浴し、駅前で祝杯を上げてから電車に乗り込んだ。