- 村営バスを下りてすぐの河原で昼食を取った。
- しばらくは林道の登りだった。脇にはツリフネソウやオオマツヨイグサが咲いていた。林道が終わると沢沿いの道になった。顔を冷たい水で洗い、気持ちが良かった。単独行2人とすれ違った。
- 小屋直下の水場で水をくんだ。ワインも水場で冷やした。小屋は清潔だった。蛍光灯がついていて壁のスイッチを入れると明るくなった。ワインを飲みながら夕食を食べた。6時過ぎに単独行が来て、この日は3人の宿泊になった。
- 翌朝は明るくなってから起床した。ゆっくり朝食をとった。二日目も天気に恵まれた。小屋を出発してすぐのお花畑ではマツムシソウやタムラソウが満開だった。写真の撮影で足もなかなか進まなかった。
- お花畑が終わると樹林帯の登りになった。登り終わると大蔵高丸の山頂に着いた。富士山が見えた。甲府盆地の向こうには南アルプスがうっすらと見えた。
- 大蔵高丸から先も、ところどころにお花畑があった。ハマイバ丸手前にはマツムシソウの大群落が有った。ハマイバ丸は樹林に囲まれていた。小休止後、出発しようとしたらレンズのキャップを落としていることに気が付いた。戻って探したが見つからなかった。
- 天下石からの下りでは樹林の中にマルバダケブキが咲いていた。米背負峠に荷物を置き、大谷ガ丸を往復した。レンゲショウマが数株咲いていた。
- 米背負峠で荷物を回収し、やまと天目山温泉に下山した。バスの待ち時間を利用して一浴し、ビールを飲んだ。甲斐大和へのバスは途中で団体の登山客が乗ってきてすし詰め状態になった。いくら運賃100円のバスとは言え、これだけ乗れば黒字だろうと思った。
- この二日間に山中で会ったのは8人だけで、静かな山行を楽しむことができた。