- 麓の「ざせん草公園」はちょうど桜が見頃だった。駐車場に車を置き、林道を登り始めた。
- 林道を登っていくとザゼンソウの群生地に着いた。動物が侵入しないよう電気柵で囲われていた。扉を開けて柵の中の木道を歩いた。ザゼンソウはすっかり緑の葉になっていた。谷の道で周囲は植林だった。
- 植林が終わり、稜線が近づくと新緑がきれいになってきた。稜線の分岐で右に曲がり山頂に向かった。左がアカマツ、右が桧植林の尾根だった。
- 程なく山頂に着いた。展望台が有った。山頂の一角にはミツバツツジが咲いていた。展望台の上からは甲府盆地が良く見えた。富士山が真っ白に見えた。展望台を下りてベンチに座りワインを飲んで昼食休憩にした。
- 稜線の分岐まで戻り、そのまま稜線を進んで行った。新緑がきれいだった。ミツバツツジがあちこちで咲いていた。
- 996m峰の一つ先のピークに「上条山」の標識が有った。いずれも樹林に覆われていた。「上条山」標識の先でもミツバツツジが花盛りだった。
- やがて鞍部に着いた。ざぜんそう公園方面との分岐になっていた。付近は展望が開け、下の方に桃の畑のピンクが良く見えた。遠くの富士山は雲に隠れてしまい裾野が見えてるだけだった。
- 分岐から小ピークを越え更に一登りすると展望小屋に着いた。すぐそばに林道が迫っていた。展望小屋の柱は鉄製で木目をあしらってあった。
- 下りは鞍部まで戻らず途中の踏み跡をたどって小ピークをショートカットした。分岐の下部で「ざぜん草公園」に向かう山道に合流した。新緑のきれいな谷沿いの道だった。道の上方にはウリカエデの花が咲いていた。更に下って行くと足元にはウラシマソウが咲いていた。
- 最後はメガソーラーの横を通ってざぜん草公園に戻った。この日は一組の家族連れに会っただけで、静かで華やかな山歩きを楽しむ事ができた。