- 今回は2月1日に実施の山行の下見だった。東武日光駅からのバス乗客は数人だけですいていた。中禅寺湖付近には積雪もなく、スキーはどうなることかと少し心配になった。バスが光徳温泉に着く直前に、スキーをしている人が見えて、少し安心した。
- 光徳温泉のホテルのロビーでレンタルスキーの受付をした。「コースは昨日からオープンしたけれど所々土が出ているので牧場を滑る方がお勧めです」との説明だった。
- 最初は光徳牧場を滑った。大学生風の10人ほどのグループが練習をしていた。邪魔にならない場所でスキーで歩く練習を10分ほどした後、牧場を半周ほど滑って倒木に腰を下ろして昼食休憩にした。日が差し風も無くて暖かだった。少し青空も見える中、奥日光の山々が見えた。
- 昼食後は光徳沼へ向った。沼まではコース上の雪がつながり問題なく滑ることができた。光徳沼の水が流れる雪景色、沼越しの奥日光の山々がきれいだった。
- 時間も有るので更に逆川沿いに戦場ヶ原に向った。途中には1mほどの深さの窪みが数ヶ所有った。木の下では少し土の出ている所も有った。車道手前に出るまで何とか滑ることができた。左に曲がり鹿ネットをくぐったところでスキーを外した。この先、車道脇を三本松に向かうルートにはほとんど雪がなかった。
- 国道を渡り歩いて戦場ヶ原に入った。木道が広くなったところまで進んで休憩した。戦場ヶ原は夏と違い殺風景だった。しばらくすると男体山に雲がかかり雪が降ってきた。寒くなってきたので引き返す事にした。雪の降る中をスキーを滑らせてホテルに向かった。途中の窪みでは1回転んでしまった。
- ホテルに戻った頃には本降りの雪になっていた。木々には雪がうっすら積もり、きれいな眺めに一変していた。ホテル前のコースは雪が少ないので、そのまま終了した。
- 暖かいロビーでコーヒーを飲みながら外の景色を眺めた。この日は雪は少なかったものの初滑りを楽しむことが出来た。明日からは快適なコースになるに違いないと思いながら帰りのバスに乗り込んだ。