- 会津若松付近の道路には積雪がなかったが、柳津を過ぎると雪が積もっていた。慎重に運転し太郎布に着いた。車道横の積雪は身長より高く2mくらい有った。除雪車の雪捨て場のところに車が2台駐車してあった。未除雪のハーブ園に行く道のところが少し広くなっていたので駐車した。雪原に入ってからスキーを着けようとしたが、雪がふかふか過ぎてうまくいかなかった。車のところまで戻って付けた。
- 先行者の踏み跡に従って林道を歩いていった。踏み跡は途中で斜めに宮沢湖の方に登って行ったので、別れてそのまままっすぐ進んだ。広い雪原の売店のところで宮沢湖方面に曲がった。雪がひっきりなしに降っていた。振り返ると正面はスキー場になっていて、時折、スピーカーからの音が聞こえた。
- 雪原が終わり、樹林帯に入ると、やがて先程の踏み跡が合流した。踏み跡に従ってジグザグに登って行った。勾配がゆるくなり小さな峠に出た。宮沢湖の外輪山の一角に出たようだった。踏み跡はそのまま外輪山に沿って左に進んでいた。雪が降り湖は見えなかった。
- 踏み跡に沿って左手に進んでいった。小さな上り下りが多くスキーでは歩きにくかった。すぐに人の声が聞こえてきて、踏み跡の主が休んでいるところに着いた。只見からのスノーシューの若者7人組で、突然の珍客に驚いた様子だった。東京から来た(本当は静岡であるが・・)と言うとびっくりして歓迎してくれ、お菓子やたくあんを分けてくれた。本来、この場所は見晴らしが良いとの事。残念ながら、時折、湖の縁が見えるだけだった。
- 7人組は、そのまま大回りをして帰るらしく、外輪山を先に進んで行った。ちょっと行ってみたが、杉が少し密生した樹林帯で、やや坂も急なので、元の道を引き返すことにした。
- 帰りは7人組の踏み跡に従い、樹林帯を斜めに近道をして戻った。車の中で出発準備をしている間に7人組が戻ってきて出発していった。