- 多比でバスを下り、沼ア登り口までコンクリートで舗装された道を登った。沼ア登り口には水仙が咲いていた。鳥が盛んに鳴いていた。
- 稜線に出たところが多比口峠だった。左へわずかの登りで展望が開け、富士山が見えた。峠から東に少し登り大平山に着いた。「沼津奥アルプス大平会」と記載された目安箱が有った。大平山から南は「奥アルプス」と呼ぶらしい。アオキがたくさんあり、赤い実がたくさん着いていた。
- 多比口峠に戻り、鷲頭山を目差した。稜線はウバメカシの純林で、展望はなかった。多比峠を過ぎるとツバキが現れ始めた。アオキも多かった。
- 登り着いた鷲頭山には、石の祠とベンチが有った。展望が良く、駿河湾や箱根の山々が見えた。富士山は樹林の陰で見えなかった。
- 鷲頭山からの下りは急だった。ロープが着いていた。下り着いた志下峠から右の道を少し戻ると中将岩が有った。下部のくびれた大きな岩だった。
- 志下峠から一登りで志下山に着いた。草原の山頂で海がよく見えた。次の志下坂峠には水仙が咲いていた。志下坂峠の少し上にある千金岩からは、光り輝く駿河湾がきれいに見えた。ここまでで一番きれいな眺めだった。一休みして昼食を食べた。
- 徳倉山は芝生状の山頂だった。登山者が8人休んでいた。富士山が見えた。反対側には遠く天城山が見えた。
- 八重坂峠でバスの通る車道を越え、ゴルフ練習場の脇を通って、香貫山へ向かった。香貫山展望台からは沼津の街並みが見下ろせた。いつの間にか愛鷹山の上に雲が出て、後の富士山を隠していた。晴れないかと少しねばったが、結局晴れなかった。