- 前日は佐井の民宿に泊まった。翌朝、タクシーを呼んで縫道石山の登山口へ向かった。運転手によれば佐井はタクシーが2台で、今までに何回か営業所を閉める話が有ったとの事だった。
- 登山口には熊よけ鈴の貸し出しケースが有った。せっかくなので鈴を1個借りた。ノートに登山届けを記載して出発した。
- しっかりと踏まれた登山道だった。最初のピークまでは幅が広めだった。ブナ林だった。下りになるとヒバが多くなった。
- 鞍部からの登りもヒバが多かった。鳥のさえずりが多かった。暑くなったので上着を脱いてTシャツになった。汗がしたたり落ちた。山頂手前は岩の間を登る感じだった。ロープが有ったが使うほどではなかった。
- 山頂は岩場になっていた。岩の陰に山頂プレートが有った。虫が多かった。海には霧がかかっていた。対岸の津軽半島がしっかり見えた。右側には北海道がうっすら見えた。キツツキが木をたたく音がした。携帯が通じたのでメールを出した。
- 下りは往路を戻った。登山口までに親子連れと女性単独行とすれ違った。登山口で鈴を返却した。
- 登山口からは港のある福浦まで、舗装された林道を5.5km歩いて下った。途中で山中で会った女性単独行の車が来て「乗っていきますか」と声をかけてくれた。林道途中からの山の写真を撮りたかったので断ってしまった。
- 福浦まで下り、行きのタクシー運転手お勧めの食堂で刺身定食1200円を食べた。白身の刺身で何か分からなかったので聞いたら、「そい」と「めばる」だと言いながら、更に「めばる」を3-4切れサービスしてくれた。おつゆに入っていた貝は「まるご」との事でおいしかった。もずくも含めて、すべてこの港の水揚との事だった。
- 福浦からの船は、最初に仏ヶ浦の沖を通った。たった二人の乗客のため船は徐行してくれた。その後、船はいくつかの港を寄港して青森に向かった。結局、乗客は、一番多くなったときでも8人に増えただけだった。