- 今回は翌週実施の山行の下見で二人で登った。鶴峠で男性二人組と一緒にバスを下車した。小降りで霧がかかっていた。木の枝から滴が落ちてきた。雨具を着て登り始めた。
- 登り始めるとすぐ、先ほどの二人組に抜かされた。足元にはホオの大きな落ち葉が落ちていた。やがて「JTの森」と書かれた標識が出てきた。一休みした。付近の木々には鳥の巣箱が付けられていた。
- 暗い植林帯になった。林道跡から登山道になり、再び林道と交差した所で休んだ。
- しばらく登ると登山道が急になり濡れて滑りやすくなった。手まで使って悪戦苦闘して登った。登り切った所には「滑りやすい、注意」との標識が下りへ向いて着いていた。
- しばらく登ると分岐になり斜面を横切る道に変わった。やがて右に曲がり広い尾根を緩く登ると奈良倉山山頂に着いた。山頂は霧に覆われていた。本降りの雨だった。山頂の一角に有る展望所からは何も見えなかった。倒木に腰掛けて昼食休憩にした。
- 昼食後は稜線を西に向かった。松姫峠までは林道の下りだった。歩きやすかった。所々黄葉していた。小雨が降り続いた。松姫峠には舗装路が登ってきていてトイレが有った。
- 鶴寝山へは広葉樹の森の登りだった。あちこちで黄葉がきれいだった。鶴寝山も黄葉がきれいだった。ベンチが有った。雨は小降りになっていた。
- 鶴寝山からは緩い起伏の道になった。ブナなどの太い木が多かった。霧で滴が枝から盛んに落ちてきた。深い森の景色を楽しみながら気分良く歩いた。鹿が前を横切っていった。
- 山沢入りのヌタからは下りになった。桟道は滑りやすく慎重に下った。登山道が右へ大きく曲がる地点にはトチの大木が有った。牛ノ根通りの分岐点を間違えて早く曲がりすぎてしまい10分ほど時間を無駄にした。正しい分岐点にはしっかりした標識が有った。
- 下って行くと沢沿いにワサビ田跡がたくさん有った。濡れた木橋が多く、注意してゆっくりと歩いた。やがて林道に出た。林道も濡れて滑りやすかった。
- 予定の約30分遅れで小菅の湯に着いた。霧雨は降り続いていた。入浴の時間は無くなってしまったので、濡れたシャツを交換し、道の駅で小菅村産のジャガイモをお土産に購入しただけでバスに乗った。出発間際に登山口で会った二人組が入浴を終えて乗ってきた。
