- 今回は6人グループのリーダーだった。バス車内は混雑して満席だった。外国人も多く乗っていた。登山口の二荒山神社中宮祠で、数名の登山者と一緒に下車した。社務所で登拝料1000円を支払い、お参りをして登り始めた。良い天気だった。
- 一合目までの階段が終わると広葉樹の森になった。登山道は掘られてくぼんでいるところが多かった。三合目からの舗装路の登りでバスで一緒だった西洋人4人組が足早に追い越していった。
- 四合目の鳥居をくぐると本格的な登山道になった。段差の大きい道だった。ツツジの紅葉がきれいだった。五合目を過ぎると針葉樹が多くなった。
- 六合目から八合目にかけては岩がゴロゴロした急登で歩きにくかった。手も使って登った。ダケカンバの潅木が少し有った。下りて来る人も20人程いた。中には「朝は三合目で熊がいました」とか「猿を見ました」とか教えてくれた人がいた。登るにつれて霧が出てきた。
- 八合目の先で山伏姿の二人組が下山して来た。山頂間近で先ほどの西洋人4人組が下りてきた。「Almost there (あと少し)」と教えてくれた。
- 最後の赤い砂れきの道を登ると山頂に着いた。ほぼ予定通りの時刻だった。昼食休憩にした。少し疲れた様子のAさんも昼食後には元気を取り戻した。雲の切れ間からは時々中禅寺湖が輝いて見えた。時折、少し雪の付いた日光白根山が見えた。西側に数分歩いた太郎山神社や最高点の「剣」まで行き集合写真を撮った。
- 下山は往路を戻った。山頂直下のザレた所を通り、岩の多くなる八合目に来てストックをザックに付けた。六合目からは先頭をAさんに交代した。「ゆっくり歩かなくて良いんですね」と言って、元気に急ぎ足で下った。途中では疲れて休んでいる若い男性二人組も追い抜いた。
- スムーズに下って一本早いバスに乗ることができた。バスは混雑していた。若い外国人が席を譲ってくれて全員が座ることができた。(ありがとうございます。)日光駅近くで夕食とアルコールを入手し、特急電車の中で打ち上げをしながら帰った