- 木ノ本駅ではバスまで時間が有ったので駅近くの喫茶店でモーニングを食べた。出発10分前にバス停に戻ると大阪からの9人組がいた。同じコースを登るとの事だった。
- 9人組と一緒に菅並でバスを下車した。ゆっくりと準備し、9人組には先に行ってもらった。
- 登山口から30-50cmの積雪だった。杉植林の急坂の途中で9人組をぬかした。植林はやがて終りミズナラの森になった。
- 尾根に出ると勾配が緩くなった。ワカンを付けた。積雪は1m位だった。快適な勾配の登りだった。まれに雪が割れているところがあったものの、ほとんど雪の上を歩き続けることができた。やがてブナも混ざるようなった。標高590mまで登ると別の支尾根が合流した。反対側が植林になっていた。尾根を登り続けると植林はすぐに終わった。標高850m付近の平らなところあたりからブナが増えてきた。
- 山頂は積雪1.5m位だった。祠が有った。扉をあけることができたので中に入って昼食をとった。食後、山頂周辺を少し歩いた。遠くに余呉湖と琵琶湖が見えた。ブナの倒木が雪の上に出ていて寝そべると日光浴にちょうど良かった。やがて9人組も到着した。
- 下山は南の尾根へ向かった。すぐに急な所が有り、雪が緩んでいて転びやすかった。少し緊張した。標高370mまで下ると平坦になった。右手は少し植林されていた。尾根をまっすぐ進んでいくと道は自然に尾根を離れ左手に下って行った。雪は次第に減り、登山道のところだけになった。最後は植林帯になった。登山口付近は30cmの積雪だった。登山口までワカンを履き続ける事ができた。
- 登山口から舗装された林道を少し進むと上丹生の集落に着いた。バスまで1時間25分もあったので余呉駅まで約6kmを歩く事にした。振り返ると七々頭ガ岳が見えた。
- 余呉駅でバスに乗ってきた9人組に追いつかれた。