- 七岳口バス停で運転手に「登山ですか」と声をかけられながら下車した。登山口には5台くらいの駐車スペースとトイレ、水場が有った。
- 「草づみ地蔵堂」と書かれた鳥居をくぐって登り始めた。最初の石の階段が終わるとすぐ山道になった。尾根に出るまで照葉樹林帯だった。尾根に出ると左側が植林になった。標高290m付近で植林が終わったので一休みした。ここまでで一汗かいた。
- 照葉樹林の尾根を登り続けた。小さなピークを越えて再び登りになると尾根がやせてきて岩場になった。所によっては三点確保して登った。振り返ると見晴らしが良く、風車が7台見えた。
- 急な岩場を登り終えると山頂に着いた。西から南にかけての展望が良く、海が見えた。風が少し有った。
- 山頂から稜線を先へ向かうと、山頂とほぼ標高の同じピークが二つ有った。いずれも樹林で展望は得られなかった。ところどころに岩場があった。三つ目のピークもほぼ同じ標高だった。ケルンが建っていて見晴らしが良かったので一休みした。
- ケルンのピークからは標高が一気に低くなった。小さなピークの上り下りを繰り返した。照葉樹林帯だった。風が強かった。途中には「第7峰」と書かれた標識の付いたピークが有った。
- なだらかな328mピークからは急な下りになった。場所によってはロープも付いていた。地形によって風が強いところと弱いところが有った。
- 鞍部になった所が父ヶ岳七ツ岳峠だった。ベンチが有った。父ヶ岳(ててがたけ)方面にも登山道が続いていた。峠で左折した。
- 峠のすぐ下で健脚コースと巨木コースに分かれていた。健脚コースを下った。急な階段の下りだった。途中にはスダジイの巨木が有った。
- やがて七嶽神社奥殿に着いた。付近は杉の植林帯だった。奥殿の前は少しぬかるんでいた。奥殿の先で巨木コースが合流していた。
- 奥殿からは急な階段の下りになった。階段の石積みは傾いたり間隔が開いたりしていて少し歩きにくかった。階段が終わると林道に出た。七嶽神社に下る途中でカニが林道の上を歩いていた。
- 七嶽神社は思いのほか立派だった。少し木が紅葉していた。神社から荒川に向かう途中で振り返ると七ツ岳が見えた。
- 荒川の港からも七ツ岳が見えた。港は少し風が強かった。荒川には食堂が一軒有った。あいにく17時まで休憩時間だった。やむなくバス停に有った足湯に浸かってバスを待った。