- 長野駅から笹ヶ峰までI氏に送ってもらった。笹ヶ峰の駐車場には車がたくさん駐車してあった。登山届けを記載して出発した。
- 最初は木道の緩い登りだった。周囲はブナ林だった。黒沢を渡るところで一休みし、ペットボトルの水を2リットルにした。
- 十二曲りの急な登りでは次々に登山者が下山してきた。登るに従いダケカンバが増えてきた。十二曲りを登り終わったところで一休みした。暑い日で水を一気に500cc飲んだ。
- 十二曲りを過ぎても少し急なところが有った。オオシラビソが増えてきた。メボソムシクイが鳴いていた。樹高が低くなったところで黒沢池への分岐がある富士見平に着いた。
- 分岐から少し下ると広々とした湿原に着いた。最初に沢を渡るあたりからハクサンフウロやコバイケイソウなどの花が増えてきた。少し登り気味になったところではワタスゲがたくさん咲いていた。
- 黒沢池ヒュッテ前にはテーブルとベンチが有った。ビールを購入して一休みした。発電機を動かさないと冷蔵庫が冷えないようで、最初の方でビールを購入した人は「冷えていない」と文句を言っていた。テントは全部で7張りだった。満月に近かったので夜は明るかった。
- 翌日も天気が良かった。最初はダケカンバの森の登りだった。メボソムシクイが鳴いていた。振り返ると木の間から北アルプスが見えた。
- 大倉乗越からは斜めに斜面を下って行った。草地になると日差しが暑かった。谷に鳥の声が響いていた。下の方に長助池が見えた。少しガレ場が有った。雪渓を渡るとすぐ長助池への分岐に着いた。ベンチが二つ有り一休みした。
- 分岐からは小さな沢の中の登りだった。登り初めでは少し雪が残っていた。涼しい登りだった。やがてダケカンバが多くなってきた。メボソムシクイが盛んに鳴いていた。標高2250m付近ではツリガネニンジンが咲いていた。振り返ると再び北アルプスが見えてきた。急坂にはロープが付いていた。
- 三角点峰を通り過ぎ、最高点まで行って休んだ。暑いので岩陰に入って休んだ。北アルプスが良く見えた。
- 下り初めは火山の赤っぽい岩が多かった。日差しが強く汗が出てきた。登りの登山者とのすれ違いが多くなった。鎖場を下りたところで一休みしたが暑くてあまり良い場所では無かった。
- 次第に坂が緩くなり歩きやすくなった。風穴、光善寺池を過ぎると天狗堂に着いた。天狗堂には登山者が10人くらい休んでいた。
- 天狗堂からしばらくは急坂だった。すれ違いは少なくなった。30mほどの雪渓を過ぎると沢沿いの道になった。岩が赤かった。麻平への分岐を見送り、更に北地獄谷沿いに下った。滝のところからはコンクリート舗装された歩道になった。赤倉温泉源湯にあずまやと水場が有った。一休みした。更に舗装された歩道、林道と下り燕温泉に着いた。
- 燕温泉で一風呂浴びた後、迎えのI氏と一緒に苗名の滝へ行き流しそうめんを食べた。I氏には長野駅まで送ってもらった。感謝。