- 八重桜が満開の市営グランド横を通り、コンクリート舗装の急な車道を登っていった。砂利道になるとすぐに登山口だった。イカリソウやヤマブキが咲いていた。
- 最初は杉植林帯の登りだった。日の光がさえぎられ、涼しくて快適だった。尾根に出たところはアカマツが多かった。木の間から南側の展望が得られた。丸太のベンチが有ったので腰を下ろして休んだ。ヤマザクラが咲いていた。
- ツツジやヤマザクラの混じる新緑の道を登っていった。鳥のさえずりが多かった。大同山まで登ると山頂部をわずかに雲に隠した富士山が見えた。付近にはクサボケが咲いていた。コルから山頂までの間で30人くらいの団体とすれ違った。
- 山頂には登山者が20人ほど休んでいた。南側の展望が良かった。少し散り始めのヤマザクラがたくさん咲いていた。
- 帰りは少し扇山方面に進み、すぐに南側に曲がる道を通った。下り始めは急坂で、トラのロープが張ってあった。ヤマツツジがたくさん咲いていた。ヤマザクラも多かった。緩くなってくるとヤマブキが多くなった。車道に出るまで雑木林が続いていた。グランド横の八重桜を再度楽しみながら車道を下った。
- 帰りの10両編成の電車は駅ごとに大勢の登山者が乗り込み、高尾駅に着く頃には都心並の混雑になった。