- 羽後朝日岳からの縦走も四日目になった。和賀岳から真昼岳への途中の850m峰手前鞍部を出発した。曇り空だった。周囲はブナ林が続いていた。
- 川口県境分岐の手前まで雪面が続いた。川口県境分岐には標識が有り、土が出ていた。860m峰への急な登りには雪がなく踏み跡が有った。鹿ノ子山西峰へは、急な雪面の登りでヤブが少し有った。
- 鹿ノ子山西峰山頂直下の稜線はヤブに覆われていたので、稜線右側の雪面をトラバースして進んだ。ヤブの稜線にいったん戻った後、稜線を少し進んで再び右手の雪面に出た。
- 880m峰から下るまで雪面が続いた。ピッケルを使う急坂が有った。
- 峰越林道林道手前ピークへの登りになると登山道が出ていた。急坂でカタクリやキクザキイチゲが咲き、フキノトウが出ていた。最後に雪面に出たあと、標高差30mほどの藪漕ぎで峰越林道手前のピークへ着いた。
- 峰越林道手前のピークからは登山道が出ていて、カタクリやキクザキイチゲがたくさん咲いていた。峰越林道は一部地面が出ていたものの、まだほとんどが雪に覆われていた。真昼岳山頂まで一部の雪面を除き夏道歩きが続いた。
- 真昼岳山頂には小屋が有り、中は神社になっていた。秋田県側には平地が見えていた。
- 真昼岳からしばらく夏道の後、急な雪の下りになった。ピッケルを使った。途中で足を滑らし3mほど滑落してピッケルのピックの部分で止めた。
- 兎平分岐へはしばらく雪道が続いた。兎平分岐付近は夏道が出ていた。予報では午後から天気が崩れるとの事だったが、まだ持ちそうなので、女神山に向け進むことにした。