- 急坂を車で登って行くと登山口に着いた。先着の車が6台いた。車を置いて出発した。
- 最初は植林帯の登りだった。苔むした石畳になっていて、「塩の道」と説明板に記載されていた。青崩峠に近づくと、きれいに紅葉した木が多くなった。
- 青崩峠には反対側の登山口からも登山道が上がってきていた。南側の展望が開けていて、見やすいように台になっていた。数人休んでいる人がいた。
- 青崩峠からの最初の登りは階段と柵があり、遊歩道のようになっていた。階段が終わると本格的な山道になり、急坂になった。
- 崩壊地の頭からは南アルプス方面の展望が得られた。小さな木製の展望板があり、大沢岳、兎岳、聖岳と書かれていた。池口岳付近には雲がかかっていた。崩壊地の頭のすぐ上には電波の反射板鉄塔が有った。
- 反射板鉄塔からはブナやシラビソの森を登って行った。今年の台風のせいか、直径30cm以上のシラビソが幹から折れていた。葉は、まだ緑色をしていた。尾根上の分岐から山頂までには小さなピークが2箇所ほどあった。
- 山頂には丸太で作られたベンチが有った。東側の展望が開け、南アルプスの山々が見えた。休んでいるうちに雲がかかりだし、荒川岳付近から南は見えなくなってしまった。
- 下りでは、手が冷たくなったので手袋をした。転んだときに2本のストック中の1本を折ってしまい、1本だけを使って下山した。青崩峠に着いたときは空もすっかり曇でおおわれ、紅葉もくすんしまっていた。