- 今回はウォーターウォーキングの本番で7人の参加者だった。8月31日の下見時と同じ所から入渓した。入渓点の下流では渓流釣りの二人組がいた。
- 曇り空だった。Aさんは初の沢歩きで沢靴や服を新調していた。「登山用品は高いですね」との感想を述べていた。でもせっかく購入したヘルメットを忘れてしまい頭にタオルと巻いての参加となった。
- 川幅が狭くなると、横の岩にはイワタバコの葉がびっしり生えていた。ベテランのBさんが「真夏には紫の花が咲いてきれいなんだ」と説明しくれた。水が深くなった淵では魚の影が素早く動いていた。一人Cさんは「魚がなかなか見られない」とぼやいていた。
- 川が右にカーブし、民家(製材所)を右上に見ると、すぐに林道の橋が見えるところに着いた。川原が広くなっていて昼食休憩にした。
- 休憩後、少し登ると急流の遡行になった。釜が次々と現れた。渓流釣りの経験者のDさんはどんどん釜の深い所へ進み唖然とするみんなを尻目に胸まで浸かって喜んでいた。初心者のAさんも続いて釜に浸かってワイワイ言いながら登って行った。私も負けじと釜に入って進んだ所、バランスを崩してカメラを水没させて壊してしまった。一方Eさんは、水に浸かれば簡単なところを濡れないようわざわざ難しい岩をへつりながら進み「とても面白い」と喜んでいた。急流が終わったところで小休止した。
- 小休止後はしばらく緩い流れが続いた。少しだけある急流を楽しみながら登った。やがて湯場ノ沢出合に着いた。半分水につかりながらスマートフォンを使って記念撮影をした。
- 川が右へカーブすると林道の橋が架かるところに出た。ここで遡行を終了した橋の手前で左へ上がると楽に林道に出られた。女性は橋の下で、男性は橋の上で着替えをした。
- 帰りは遡行したところを見ながら林道をゆっくり下った。釣り人はいなくなっていた。渓流釣りの経験者Dさんによれば、「おそらく支流に入って釣っていのるだろう」との事だった。
- 帰りのバスは混雑していて2台に増発されていた。駅に着くとAさんDさんは急いで駅の売店でお土産の地酒を購入していた。立川駅まで出て、全員参加して打ち上げをした。
- 思い思いの方法で沢を歩き、楽しめた一日だった。