- カヤの平のキャンプ場で朝食を済ませた後、登山口のある谷厳(こくごん)寺まで車で向かった。
- 谷厳寺の入口にある駐車場に車を置いて歩き出した。境内を通ってお寺にお参りした後、お寺の裏手の登山道を登り始めた。杉植林の尾根道だった。天狗の飛石付近まで登ると植林は終わり、ミズナラなどの広葉樹の森になった。
- 天狗の飛石から稜線に出るまでの間はヤマツツジが多く咲いていた。白い花が咲いていたので同行の花に詳しい人に聞くと「ヤマボウシ」との事だった。
- 尾根を登っていくと稜線の小鞍部に出た。少し広場になっていて見晴らしが良かった。これから登る尾根道や志賀の山々が見えた。広場の端にはヒオウギアヤメが咲いていた。エゾハルゼミが鳴き、キツツキの木をたたく音も聞こえた。
- 広場から尾根を少し登ったところにもヒオウギアヤメが咲いていた。ヤマツツジやウツギが咲く尾根を山頂へ向かった。途中に十字路が有り左に少し登ったところには岩室が有った。登山路は十字路をまっすぐ進む道だった。十字路のすぐ先に少し岩場がありロープが付いていた。西峰に出る手前にはイワカガミが咲いていた。西峰まで登ると展望が開けた。行く手に展望台のある山頂が見えた。
- ヤマツツジの咲く稜線を進むと山頂に着いた。先着の登山者が一人いた。展望が良く、北アルプスや妙高山が見えた。エゾハルゼミがたくさん鳴いていた。
- 帰りは十字路で岩室とは反対側の岩場に寄ってみた。切り立った崖になっていて展望が良かった。
- 小鞍部の広場まで往路を下った後、左に曲がって林道への近道を通った。杉植林の中をジグザグに標高差200mほど下ると林道に出た。後は林道を下って元の谷厳寺に戻るだけだった。途中の桑畑には桑の実が生っていた。