- 北竜湖売店前の駐車場に車を置き車道を歩き始めた。湖畔の道が終わると登りになり小さな尾根を乗り越えた。下ったところが小菅集落だった。博物館のような建物や、お休み処が有った。
- 小菅集落の外れから杉並木の参道に入った。石畳の階段の登りだった。登りは少しずつ急になって行った。途中にあずまやの休憩所が有ったので一休みした。
- 石畳の道を離れると山道になった。ホトトギスがたくさん鳴いていた。左側に迂回路を見送った後、最後に岩の鎖場を登ると小菅神社に着いた。水場とトイレが有った。神社の建物は半分岩に食い込んだ形になっていた。建物の前面は高床式になっていた。お参りしてから建物の横で昼食休憩にした。
- 神社から先はブナ林になった。迂回路が合流してからは少し急な登りになった。小尾根に出ると道は平坦になり今度は谷に向かって進んで行った。左側には水路跡のような溝が有った。谷に出てからは谷の登りになった。エゾハルゼミが盛んに鳴いていた。「森香」との名の付いたブナの大木が有った。
- 道は次第に平坦になって行った。右へ三角点を示す標識が有った。標識に導かれて右へ進んだ。広い稜線の道でブナの森が続いていた。ブナを楽しみながら登って行った。右手から幅広の尾根が合流したあたりから稜線が狭くなり、やがて三角点に着いた。頂上部が丸くて古いタイプの三角点だった。ブナに囲まれ展望は無かった。踏み跡を更に数分進んで1040mの最高点まで進んでみたが、こちらも展望は無かった。
- 分岐に戻り周遊路の続きを進んだ。北尾根に入ると急な下りになった。階段がところどころに有った。ブナ林からやがてミズナラの林に変わって行った。杉も少し混ざってきた。ヤマツツジがたくさん咲いていた。ちょうど見頃だった。
- 小鞍部で林道に出て左手に少し進むと北竜湖スキー場の最上部に出た。千曲川対岸の山並みが見えた。林道を更に下り、ヘアピンカーブの所からショートカットの山道を下って北竜湖湖畔に降り立った。
- 湖畔のキャンプ場にテントを張り、売店でビールを買った。売店は16時までだったが、今日は17時まで開けておくとの事だった。すっかりくつろいでしまい、せっかく開けておいてくれた売店も利用する事は無かった。