- 大磯駅で電車を降りて歩き始めた。東海道線のガード下をくぐって、しばらく進むと旧東海道の化粧(けわい)坂だった。わずかなスロープを下ると大磯宿の跡だった。幅の広い静かな道で両側には松や桜の木が植わっていて歴史を感じさせた。水仙が少し咲いていた。時々ハイカーとすれ違った。
- 高来(たかく)神社の奥が高麗山への登り口で男坂と女坂に分かれていた。男坂へ少し進んだところにベンチが見えたので行って座り休んだ。
- 男坂は岩の道なので、緩い女坂を登った。あちこちにツバキが咲いていた。山頂までの半分ほどで男坂と合流した。
- 最後の石段を登ると高麗山山頂に着いた。広場になっていた。ベンチが有った。周囲は照葉樹林に囲まれて展望は無かった。カラスが鳴いていた。
- 高麗山山頂広場先の2-3m小高くなったところを過ぎると下りになった。あちこちにツバキが咲いていた。空堀にかかる橋を二つ渡ると八俵山(はっぴょうやま)に着いた。ベンチが有った。周囲にはツバキや水仙が咲いていた。昼食休憩にした。時々ハイカーが通っていった。
- 八俵山から下った鞍部付近には水仙がたくさん咲いていた。登り返すと落葉広葉樹の森になった。桜やコナラなどの木が多かった。木が少しまばらになった所には水仙がたくさん咲いていた。ちょうど見頃だった。ベンチがあちこちに有った。このあたりで昼食でも良かったと思った。
- 浅間(せんげん)山手前の歩道は、倒れる恐れのある木が有るとの事で、一部迂回路になっていた。浅間山には鳥居と祠、一等三角点が有った。ベンチが二つ有った。座って一休みした。時々ハイカーが通っていった。
- いったん下って階段を登り返すと広々とした湘南平に着いた。登り着いた東端にはアンテナを利用した展望台が有った。北側と西側にもそれぞれ展望台が有った。車でも登ってくることができるので家族連れなど多くの人が休んでいた。北側の展望台にはドローンを飛ばしている人がいた。
- 西端の展望台近くから下って駐車場の左脇を通ると下りの歩道に入った。つづら折りの道だった。急に人が減り歩道では誰にも会わなかった。約15分歩くと住宅地に出た。住宅地を大磯駅までゆっくりと戻った。