- 朝2時間だけは晴れてほしいとの願いもむなしく、出発時は北岳山頂にガスがかかっていた。
- 北岳山頂への途中の吊尾根分岐付近で50m位離れた岩場に雷鳥が3羽いた。
- 北岳山頂は30人位いた。紅茶を飲んで休んでいるうちに、だんだん人が増えてきた。こんなガスなのに人気のある山だと思った。
- 吊尾根分岐に戻ったとき、ガスが更に濃くなり、先ほど雷鳥がいた岩も見えなくなっていた。
- 八本歯ノコルからの下りは、天気も悪いせいで歩みも遅くなりがちだった。大樺沢には雪渓は残っていなかった。二俣からは雨が降り出した。やっと着いた大樺沢出合では、待ちかまえていたタクシーに乗ってしまった。雨足が強く、レインウェアをぬいでザックにしまう間にも、ずぶぬれになってしまった。