- キビオ峠には車が1台駐車してあった。福島Aコースを登り始めた。アカマツやミズナラ、ダケカンバの森を登っていった。三合目の休憩では虫が多かった。
- 赤林山の鞍部付近ではシラビソの森になった。ミソサザイやルリビタキが鳴いていた。足元にはゴゼンタチバナが咲いていた。五合目付近は急坂が多かった。
- 六合目付近にはオサバグサが多く咲いていた。六合目からは同じ標高をトラバースする道になった。オサバグサやキバナノコマノツメが咲いていた。途中の水場で水をくんだ。水流は2本あった。ガレ場を通過すると、すぐに七合目避難小屋に着いた。この日、登山口から避難小屋までの間ですれ違った登山者は3人だけだった。
- 避難小屋の宿泊は、外でテントを張っている沢登りの3人組を含め10人だった。二日目、曇り空の中を出発した。山姥付近は雪渓がたくさんあった。桟道が多かった。八合目で冷たい水をくんだ。カールの底に出るまでに4人の登山者とすれ違った。
- 2580m付近で樹林帯が終わりカールの底に出た。雪が少し残っていた。視界が開け、青空が見えてきた。
- チングルマやオアノツガザクラを見ながらカールを登っていった。稜線に出たところが玉乃窪山荘だった。小屋前で一休みした。小屋の管理人さんによると小屋の宿泊は少なかったとの事だった。
- 玉乃窪山荘からの登りでは大きな石碑がいくつも有った。頂上木曽小屋近くになってようやく登山者とすれ違った。山頂の売店へ登る小屋の管理人さんと出会った。昨日はキャンセルの団体が多かったとのことだった。
- 木曽駒ヶ岳の山頂は50人ほどの登山者で賑わっていた。天気は晴れて宝剣岳がよく見えた。千畳敷方面から次々と登山者が登ってきた。
- 中岳まで写真を撮りながら歩いた。中岳からは宝剣岳山頂に人が立っているのが見えた。中岳からの下りではチングルマが咲いていた。乗越浄土から千畳敷カールへの下りではハクサンイチゲが咲いていた。カールの底近くになると残雪が多く、花の時期はこれからの感じだった。荷物をロープウェイ駅前に置き、遊歩道を剣ヶ池まで往復した。池に宝剣岳が映りきれいだった。
- ロープウェイは混雑が始まったところで30分待ちくらいだった。並んでいるうちに整理券の配布が始まった。