- バスを下りた時は雨が降っていた。トイレの軒下でレインウェアを着てから出発した。幸い雨は15分ほどでやんで青空が見えてきた。富士見平小屋までに19人とすれ違った。
- 富士見平小屋には鍵がかかり小屋番は不在だった。小屋のポストに幕営料金を入れテントを張った。エゾハルゼミが盛んに鳴いていた。17時頃から1時間ほど再び雨が降った。
- 二日目は晴れだった。テントに余分な荷物とストックを置いて出発した。最初はシラビソやコメツガの森だった。ルリビタキやメボソムシクイ、ウグイスが鳴いていた。大日小屋周辺はダケカンバが多かった。
- 大日小屋から鎖場を2箇所登ると大日岩に着いた。南方の展望が開けた。大日岩横の急坂を登り終えると再び樹林帯になった。シラビソやコメツガに加え、シャクナゲの木が多くなった。木の間から朝日が差していた。ヒガラやホシガラス、ルリビタキが鳴いていた。
- 砂払いノ頭まで登ると樹林帯が終わり見晴らしの良い岩場の稜線になった。風が少し強かった。鎖場を一つ越えた。ハイマツとコメツガが多くなり、シャクナゲが少し咲いていた。金峰山小屋との分岐で一休みした。
- 金峰山小屋との分岐の先では大きな岩の上を登り下りする箇所が有り歩きにくかった。シャクナゲが少し咲いていた。
- 大岩(五丈石)の左手を通過すると山頂の一角に着いた。登山者が5人ほどいた。岩を登って行くと山頂に着いた。少し霧がかかったり取れたりした。風が強く岩陰で休んだ。反対側の大弛峠方面から登山者が10人以上来るのが見えた。大勢の登山者が着く前に山頂を後にした。
- 帰りは往路を下山した。富士見平小屋に着くまでに13人とすれ違った。富士見平小屋周辺ではエゾハルゼミがたくさん鳴いていた。テントを撤収し「みずがき山荘」のバス停へ下山した。