- 富士宮からのバスを猪之頭で下り、車道を歩き始めた。前日の雪が道路の上に2-3cm積もっていた。林道のゲートまで行く途中の農場付近からは富士山がきれいに見えた。三脚を使って写真を撮っている人がいた。
- ゲート前の駐車場には数台の車が停まっていた。ゲートを過ぎるとすぐに山道になった。トレースが有った。
- 地蔵峠への道を見送り、尾根伝いの道を登っていった。一合目、二合目と標識がしっかりと付いていた。五合目の標識は「マツダランプ」と書かれた古いものだった。途中からガスになり富士山は見えなくなった。
- 10cm位の積雪のため、予定より1時間ほど遅れて山頂に着いた。5人ほど登山者がいた。女性二人組の話では、朝、歩き始めのときはトレースが無かったとの事だった。時々薄日が差すだけで富士山は見えなかった。
- 下りは地蔵峠に向かった。分岐を過ぎるとトレースが無くなった。道形を頼りに10cm位の新雪を蹴散らしながら下った。途中で尾根を左に曲がる所では磁石で方角を確認した。
- 地蔵峠では学生風の4人組が休んでいた。ゲートから登ってきて、これから山頂に登るとのことだった。
- 地蔵峠からの下りも足跡は無かった。植林の多い道で、下るに従い積雪が減った。林道に出たところに登山口が有り1月4日ころの登山者の記載が最新だった。長い林道を歩きネオンがまぶしくなる頃に下部温泉街を通過した。